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2019.01.06
アートなレモンの島へ。しまなみ海道ドライブ旅【生口島編】|編集部レポ
広島県・尾道と愛媛県・今治を結ぶ“しまなみ海道”。瀬戸内海に浮かぶ島々を繋ぐ、全長60kmの海上の道です。海に浮かぶ島々が情緒ある光景を生み出していて自然とのびやかな気持ちになれます。 今回はことりっぷ編集部が実際に行った、しまなみ海道の旅を【大三島編】と【生口島編】の2回に渡ってお届けします。東京駅から福山駅まで新幹線で約3時間40分。福山駅の近くでレンタカーを借りて、しまなみ海道を巡ってきました。
豪華絢爛な作りに驚く「耕三寺」
美しい眺望や貴重な美術品が見ものの「耕三寺」。島出身の元実業家の耕三寺耕三氏が母の菩堤寺として建立した寺で、広い境内には国内の代表的な古建築を模して建てられた建築物が並んでいます。
まるで別世界。真っ白な世界が広がる「未来心の丘」
境内の奥へ進むと、突如現れたのは「未来心の丘」。まるで地中海の庭園のような真っ白な空間はイタリアから運ばれてきた大理石で作られているのだとか。 高台にある為、この場所から瀬戸内海を眺めることも出来る絶景スポットでもありますよ。
耕三寺博物館(耕三寺)
コウサンジハクブツカンコウサンジ
近くの商店街を歩いてみよう
ランチは「耕三寺」近くにあるしおまち商店街で見つけた自転車カフェ&バー「汐待亭(しおまちてい)」へ。築100年以上の床屋を利用したお店で、地元の方やサイクリストに親しまれており、店内はゆったりとした時間が流れています。居心地が良すぎて、旅の途中であることを忘れてしまいそう。 ランチだけでなく、真っ白な「未来心パフェ」や「しおまちパフェ」など、カフェメニューも充実しているのでランチの後に訪れてみるのもおすすめです。
一番人気の「キーマカレー」(1100円)と「せせりの炭火焼き丼」(880円)
汐待亭
シオマチテイ
アートな見どころもたくさん
生口島で楽しみたいのは“アート散策”。「島ごと美術館」の名前の通り、島には野外展示のユニークなアートが点在しています。 17名の美術家が自ら展示場所を選び、その風景からインスピレーションを受けた作品を展示しているのだそう。季節や天候、時間帯で作品の表情が変わるのもポイント。
島の果物でつくるジェラート「しまなみドルチェ」
瀬戸内を中心に展開するジェラート専門店「しまなみドルチェ」。爽やかな味わいが魅力の“瀬戸田のデコみかん”や、ジェラートの優しい甘みの後にくる塩の爽やかさが癖になる“伯方の塩”など、気になるフレーバーがたくさん。フレッシュでさっぱりしたシャーベットと、濃厚なアイスミルクをそれぞれ選ぶのがおすすめです。
しまなみドルチェ 本店
シマナミドルチェホンテン
一面に美しく広がるレモン畑
多々羅大橋のたもとにある「レモン谷」では、たくさんのレモンが栽培中。レモンは冬から春にかけて最盛期を迎え、一帯はレモンの香りに包まれます。鑑賞スポットとして開放されているので、アート散策がてら訪れてみてくださいね。
レモン谷
レモンダニ
*** いかがでしたか? ことりっぷ編集部がおすすめする島旅。 おでかけの参考にしてみてくださいね。
しまなみ海道の旅【大三島編】はこちらから
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