鎌倉銘菓を数多く手がける「豊島屋（としまや）」の可愛い落雁

懐かしさを感じる赤と白のレトロなパッケージデザイン

JR鎌倉駅から鶴岡八幡宮へ続く参道「若宮大路」を歩くこと約4分。老舗和菓子店「豊島屋 本店」があります。明治27年創業以来、人々に愛され続ける「豊島屋」は、銘菓「鳩サブレー」で知られる鎌倉を代表するお店。“全国展開はしない”という思いから、神奈川県と東京都でしか販売していない「鳩サブレー」をおみやげにしようと多くの人が訪れます。 人気の「鳩サブレー」以外にも素敵なお菓子がたくさんあるんです。そのひとつ、「小鳩豆楽（こばとまめらく)」は、赤と白の小さな缶のなかに、やわらかい手触りの和紙に包まれた落雁が入っています。

心ときめく小さな鳩。豆粉で出来たやさしい味わいのらくがん

思わず並べたくなるかわいさ

紙の袋をあけると、コロンと小さくてかわいい鳩が5羽。思わず心をつかまれる愛らしさに、いただくのがためらわれてしまいます。 口に入れると徐々になめらかに溶けだし、赤えんどう豆粉、でん粉、きな粉の優しい甘みがじんわりと広がります。柔らかな口あたりはきめ細やかな和三盆ならでは。緑茶はもちろん、コーヒーや紅茶などのお茶請けとしてもよく合いますよ。