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2021.10.12
ピスタチオ香るシュークリームをお目当てに海辺の街をのんびりお散歩。逗子「プールサイドコーヒー」
スペシャルティコーヒーと種類豊富な焼き菓子が楽しめる「プールサイドコーヒー」。明るくスタイリッシュな店内のカウンターには、毎朝シェフが焼くマフィンやパウンドケーキなどコーヒーによくあう自慢の焼き菓子が並び、なかでもナッツの香ばしさの漂うピスタチオのシュークリームが話題です。ガラス張りの明るいカフェでのんびりとしたひと時を過ごしてはいかがでしょうか。
昭和のアパートをリノベーションしたスタイリッシュなカフェ
JR逗子駅から徒歩約10分
逗子駅から葉山の海岸へと向かうバス通りに面した「プールサイドコーヒー」。静かな住宅街にある昭和のアパートを改築し、入口は通りから少し奥に入っているので落ち着いた雰囲気のカフェです。店名はすぐ隣にある “逗子スイミングスクール”から由来するのだそう。テイクアウト用のカップにあしらわれているプールのハシゴをモチーフにしたお店のロゴもユニークですよ。
目的別に選んだコーヒー豆で淹れる特別な1杯
ガラスの引き戸から明るい日差しの入る店内
オーダーごとに豆を挽くコーヒーは、都内の蔵前にある「Leaves Coffee Roasters」で焙煎された浅煎り豆を使います。焙煎してから2週間後のちょうど風味のよくなる時期のコーヒー豆をタイミングよく使用して、フルーティーな味わいが楽しめるスペシャルティコーヒーです。その一方ラテなどのエスプレッソベースは初台の「G☆P COFFEE ROASTER」でこのお店専用にとブレンドしたものを使い、コクのある深みが味わえます。

(左上)浅煎りのコーヒーはハンドドリップで(右上)温かい飲み物用の“オールズ沖縄”オリジナルのおしゃれなカップ(左下)細かい手作業で作ったかわいい刺繍のメニュー表(右下)カウンターの奥は開放感のあるイートイン席
ナッツやフルーツがゴロゴロと入る焼き菓子はイタリアンがベース
15種類ほどの焼き菓子が並ぶカウンター
2階の厨房ではイタリアンで腕を磨いた経験豊富なシェフがお店のマフィンやケーキを焼きます。シンプルなスタイルの焼き菓子にナッツやフルーツがゴロゴロと入り、種類も豊富でコーヒーによく合います。夏には愛媛の農家から直接仕入れるレモンを使ったケーキ、秋には洋梨のマフィンなど旬の素材を使った焼き菓子が登場するほか、木枠のケースの中はエスプレッソバナナやジンジャーパイナップルなど素材の取り合わせの楽しいパウンドケーキが彩り豊かに並びます。

(左上)グルテンフリーの「マフィン」(各400円)(右上)「ピスタチオシュークリーム」(450円)(左下)「フランボアーズチョコレートケーキ」(450円)(右下)「アーモンド&チョコレートチャンククッキー」(300円)
明るい窓辺でゆったり過ごす贅沢な時間
(左奥から時計回りに)「ホームメイドレモネード」(500円)「カフェラテ」(550円)「あんバターマフィン」(400円)「キャロットケーキ」(450円)
外の様子がよく見える大きな窓のそばには横に長い木製のベンチシートがあり、通りを眺めながらゆったりとイートインするのがおすすめです。白を基調とした店内は3方向がガラス張りになって開放的、お天気のいい日は外のベンチも気持ちよく過ごせます。焼き菓子とドリンクをセットにしてゆっくり楽しんで。
ピスタチオカラーのクリーム「ピスタチオシュークリーム」「ハンドドリップコーヒー」(550円)
ナッツの香りが漂うお店で一番人気の「ピスタチオシュークリーム」。さっぱりと仕上げたピスタチオクリームとサクサクした少し甘めのシュー生地とのバランスがよく、イタリアン出身のシェフらしいオリジナルです。少し大き目でピスタチオクリームもたっぷりです。
海辺でゆっくりするならテイクアウトがおすすめ
「カフェモカ」(650円)「クロワッサン」(320円)
夏になると海水浴客でにぎわう逗子の浜辺までは歩いて10分ほどです。テイクアウトにも対応してくれるので、江ノ島や富士山の見える砂浜でのんびりと過ごしてくださいね。
プールサイドコーヒー
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高橋茉弓
Writer
高橋茉弓

おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
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