専用鍋付きセットでふわとろ親子丼が簡単に

「日本三大美味鶏」と称され、ヤマドリに似た滋味あふれる風味と濃厚なうま味が広がる比内地鶏。40～50日で出荷される一般的な鶏肉に比べ、150日から180日もの時間をかけて放し飼いで育てられ、健康で身の引き締まった鶏肉になるそう。 秋田や東京に店を構える「本家あべや」では、生産責任者から毎日直送される丸鶏を一羽一羽店内で捌いて使用。口のなかいっぱいに広がる肉の旨みと深いコクがたまらない新鮮な比内地鶏を使ったきりたんぽ鍋や焼鳥が看板メニューです。

今回は、比内地鶏専門店「本家あべや」でランチや食事の〆に人気の「究極の親子丼」をお取り寄せ。具材はあえてシンプルに、丸鶏から10時間以上かけて煮込んだスープを使った割下、卵、鶏肉のみで作る、比内地鶏の純粋な美味しさが味わえる逸品です。

比内地鶏と割下を入れ沸騰したら溶き卵を8割ほど入れて、箸で解きほぐします。好みの固さになったら残りの溶き卵をいれるのがポイント。再び強火にかけ、卵が浮いてきたらふわふわ親子丼の出来上がりです。

家庭の定番料理として食卓にのぼる回数も多いメニューですが、とろ～り半熟の親子丼を作るのは意外と難しいもの。お取り寄せしたキットは、専用鍋付き。テフロン加工のため卵がこびりつくこともなく、スルリと丼へうつせます。

比内地鶏は備長炭の炭火で焼かれているため香ばしく、ほど良い弾力と共にじゅわっと濃厚な旨みが溢れます。上品な甘みの割下に絡んだ半熟卵がやさしく包み込み、熱いごはんと一緒にいただけば至福のひと時。