リネンの織物工場が作るこだわりの布製品「テンジンファクトリー」

富士山の麓、富士吉田市の自社工場で昔ながらの機織り機で織ったリネンファブリックを販売する「テンジンファクトリー」。敷地内に併設するファクトリーショップには、工場で作られた風合いの良いベッドリネンやカーテンが並びます。

富士山麓の工場で織り上げるリネン「テンジンファクトリー」

工場のお隣にある直営のファクトリーショップ

千年続く織物の産地、富士吉田市。古くから富士山の雪解け水で糸を先に染めてから織る、先染生地が織られ、現在でも市内では多くの企業が織物を手掛けています。「テンジンファクトリー」もそのひとつ。70年以上織物を作り続けてきた技術を生かして、リネンをメインに天然繊維の布製品を数多く作っています。糸に負荷をかけずに布が作れる古い時代の織機で一枚ずつ丁寧に織り上げるリネンは、糸本来の丸みが残ったふんわりとした手触り。また、布の裁断や縫製はできるだけ手作業で行っています。

植物由来ならではの吸水性や速乾性を持つリネンは有史以来人類とともに歩んできたサステナブルな繊維

工場では昔ながらの織機を使用

テンジンファクトリーで使用しているリネンは本場フランスやベルギーでエコテックス認証を得た高品質なものです。ヨーロッパの暮らしに昔から根ざしているリネン製品ですが、実は日本のような気候環境に最適。夏場が高温多湿、冬は空気が乾燥している日本ではたとえばパイルのようなタオルは湿度が高いと乾きにくく、匂いの原因も生まれがちですし、冬の乾燥の時には化学繊維は静電気を帯びやすく不快的な思いも。その点リネンは洗うとすぐに乾き、静電気も帯びにくい優れた素材。繊維の持つ特性を生かし、テンジンファクトリーでは日本の暮らしにあう色、サイズ、アイテムでリネンがある暮らしの良さをお伝えし続けます。

日本の気候にも合うリネンの良さを伝え続ける

「洗いざらしリネンタオル　バスタオル」（7480円）。リネン100％、幅67cm x 長さ127cmの大判サイズで体をふんわり包んでくれる

家庭で手軽に洗濯が可能なリネン。いつでも清潔さを保てるうえ、洗えば洗うほどに柔らかく変化して手になじみ、使いやすくなっていくという特徴があります。薄くて軽いので、ジムや温泉旅行のおともにもぴったり。吸水性に優れているため肌への負担も少なく、乾きが速いので、梅雨時や冬場のお洗濯でも乾きやすいと、いいことずくめです。