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2023.02.28
盛岡で美しい民芸品に出会いたくて、光原社を訪ねました
1924(大正13)年、宮沢賢治の生前唯一となる童話集『注文の多い料理店』を発刊したのが光原社です。 心をほっと温かくしてくれる手仕事の品々は、どれも愛着がわく、長くいつくしみたいものばかり。日常を豊かにしてくれる民芸品を探しに行きましょう。 敷地内には資料館も併設されているほか、光原社がある「いーはとーぶアベニュー材木町」では、宮沢賢治の世界を表したモニュメントも探してみて。
手仕事の逸品との心温まる出会い「光原社」
1階には陶器や漆器など、2階には世界各地の工芸品や手仕事の品々がそろう
盛岡を訪れたらここははずせない、という人も多いはず。全国から集められた民芸品の品々は、日常にすっと溶け込む美しさを兼ね備えたものばかり。手仕事から生まれる造形の美しさは驚くほど表情多彩。手のおさまりがいい普段使いにぴったりの器やグラス、おもてなしに重宝する漆器、華やかな色彩にはっとする和紙の文箱など、心ひかれる逸品との出会いを楽しめます。
鮮やかな色が目をひく越中和紙
大小さまざまな陶器をディスプレイ
光原社
コウゲンシャ
コーヒーの香りに包まれゆったり「光原社 可否館」
静かな空間に漂うコーヒーの香りが心地よい。民芸の器で供される珈琲550円
白壁に木とレンガが調和した小さな建物の中は、まさに光原社ならではのくつろぎの空間。1杯ずつていねいに淹れられるコーヒーを、お好みの席で味わうのがおすすめ。
やわらかな日が差し込む店内に、クラシックな調度品がバランス良く並ぶ
光原社 可否館
コウゲンシャコーヒーカン
心ひかれる岩手の手仕事「モーリオ」
デザイン性の高い南部鉄器、職人技が生きたカゴやザルなどの編み組み品などをディスプレイ
通りを挟んで光原社の真向かいに建つ別館「モーリオ」の店名は、宮沢賢治の造語で、盛岡を意味する「モリーオ」が由来。岩手の手仕事の品々を中心に、クッキーやパン、コーヒーなどの食品も多彩にそろいます。
愛らしい南部鉄器のオーナメント3850円
モーリオ
モーリオ
盛岡の光原社はいかがでしたか?心をほっと温かくしてくれる手仕事の品々から、自分だけのお気に入りを見つけてくださいね。
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