【廿日市】日本三景＆世界遺産の“神の島”「宮島」

干潮時は社殿（奥）と大鳥居の間を歩いて行き来できる

広島県の2つの世界遺産のひとつであり、松島や天橋立と並ぶ日本三景のひとつ、宮島。海に建つ大鳥居に目を奪われる「嚴島（いつくしま）神社」や、霊峰「弥山（みせん）」などの見どころや、牡蠣、もみじまんじゅうなど、お楽しみ満載の島です。 必ず訪れたいのが、平清盛が現在の姿に造営した嚴島神社。島全体が信仰の対象だったことから、社殿は陸地に建てるのが畏れ多いと、浅瀬の砂浜に建てられています。海の中には向かい合うように大鳥居が建ち、満潮時と干潮時で印象や行ける場所が一変。見たい景色に合わせて潮の満ち引きを調べてから訪れるのもおすすめ。

美しい社殿はほとんどが国宝か重要文化財。満潮時は海に浮かんで見える

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【福山】映画やドラマ、アニメの舞台にも♪「鞆の浦」

広島県の東部、瀬戸内海のほぼ真ん中に位置する福山市の「鞆の浦（とものうら）」。瀬戸内海を行く船が潮の流れが変わるのを待つ“潮待ちの港”として古くから栄えました。 常夜燈（写真）をはじめ、雁木・波止場・焚場跡・船番所跡という江戸時の港湾施設がすべて残る貴重な風景はここならでは。史跡や観光スポットをめぐるのはもちろん、のんびりさんぽするだけでも楽しいまちです。福山駅から30分ほどのアクセスのよさも魅力。

【呉】レトロなまちなみをさんぽ♪「御手洗」

鞆の浦と同じく潮待ちの港であり“風待ちの港”としても栄えた呉市の御手洗地区。広島藩でもっとも賑わい、西国無双と呼ばれたことも。さまざまな人々が集まりました。

埋め立てを重ねたことにより、商家やお茶屋、船宿、寺社、住宅などが混在。江戸時代の建物だけでなく、昭和初期にいたるまで約200年の発展の歴史が残っているのが特徴です。現在は国の重要伝統的建造物群保存地区にもなっています。