44
2024.04.03
盛岡・紺屋町のランチ&カフェ&おみやげ4選。レトロな城下町のおいしいもの
洗練された雰囲気がありながら、どことなく懐かしさがただようノスタルジックな町・盛岡。町の中心に川が流れ、歴史的な建造物が点在する町並みには、独自の食文化や喫茶店文化も根付いていて、散策する楽しさがあります。 こちらの記事では、ことりっぷマガジン Vol.38「かわいい城下町さんぽ」から、紺屋町エリアの気になるランチ・カフェ・おみやげをまとめてご案内します。おでかけの参考に、ぜひチェックしてくださいね。
コーヒーと甘いものに癒やされる隠れ家へ「羅針盤」
季節の菓子は「青森カシスのショコラタルト」500円。芳醇で濃厚なタルトに合わせたのは、果実味が爽やかな「ストレート珈琲 ケニア」 650円
盛岡で45年続いた喫茶店「六分儀」の店舗を引き継ぎ、2018年オープン。オーナーは学生時代を盛岡で過ごし、現在は東京でコーヒーとチョコレートの店「蕪木(かぶき)」を営む蕪木祐介さん。こちらでも、自家焙煎コーヒーとチョコレートをメインに、季節のお菓子も味わえます。
レコードの音が心地よく響くレトロな店内。壁の絵は「六分儀」の店主が描いたもの
ネルドリップで抽出するコーヒーは、豊かな香りとなめらかな口当たりが格別。ブレンド3種類と季節のストレート1種類を用意
店の奥に座席があり、喧噪を忘れて非日常に浸れる
羅針盤
ラシンバン
市民から愛される自家焙煎コーヒーの草分け店「クラムボン」
プリンセット800円。写真のクルミプリンは、ミキサーで砕いたクルミを練り込んだ濃厚な味わいがやみつきに
1980(昭和55)年に創業した自家焙煎コーヒー店。先代亡き後は、娘さんが店を引き継ぎ、父の味とスタイルを守り続けています。コーヒーと一緒に味わいたいのが、専門のスタッフが毎朝作る自家製プリン。定番のカスタードとクルミのほか、限定プリンも登場します。
ギャラリーも兼ねた店内はその時々で雰囲気が変わる
コーヒーは常時12~13種類用意。先代が愛した深煎りをメインに鮮度のいい豆をそろえる
宮沢賢治の童話『やまなし』に登場する正体不明の存在が店名の由来
クラムボン
クラムボン
野菜が主役のしみじみおいしいプレートランチ「おやさい食堂 カラコマ」
日替わり定食1100円より、お米とベジミートで作ったベジハンバーグ定食。サラダやおひたし、酢の物など、野菜たっぷりの副菜もうれしい。ご飯は黒米入りの雑穀米か玄米から選べる
マクロビをベースに、しっかりおいしくて健康的な料理を提案。地元農家の自然・有機栽培の野菜をメインに、ていねいに作られた調味料やオーガニック食材を用いた料理が味わえます。ランチの定食は、日替わり、大豆の唐揚げ、車麩のカツの3種類から選べます。
盛岡にある雑貨と家具の店「道具屋」が内装をプロデュース
地元農家が届けてくれる季節の無農薬野菜も販売
マクロビを提供するキッチンカーからスタートし、2015年に食堂をオープン。現在も週末を中心にイベント出店を続ける
おやさい食堂 カラコマ
オヤサイショクドウカラコマ
種類豊富な南部せんべいをおみやげに「老舗 白沢せんべい店」
定番のごまをはじめ、20種類ほどの南部せんべいを創作
手作業で生地を練って伸ばし、型に入れて釡で焼き上げる南部せんべいの老舗。伝統の製法や味を守りながら、ピーナッツや塩くるみ、カボチャ、唐辛子、ココアなどのオリジナルも提案しています。平日の午前中は、タイミングが合えば焼きたてのせんべいが味わえることも。種類はその時で変わります。
商品を購入すると、せんべいの手焼き体験1枚300円~もできる。体験は事前予約制
南部型染め柄のレトロかわいい包装紙も人気
1936(昭和11)年創業の老舗
老舗 白沢せんべい店
シニセシラサワセンベイテン
レトロかわいい盛岡・紺屋町のおいしいものはいかがでしたか?お気に入りのお店を、ぜひ探してみてくださいね。
ことりっぷ編集部おすすめ
このエリアのホテル
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
ごはん
の人気記事