【奈良】古都の夏を彩る風物詩「おふさ観音 風鈴まつり」

地元・奈良や、小田原（神奈川）・南部（岩手）・別府（大分）・清水焼（京都）など全国各地の風鈴も楽しみ

江戸時代後期、「おふさ」という娘が現在の本堂がある場所で観音様に出会ったことから誕生した「おふさ観音」。以来、庶民の悩みや苦しみに寄り添い、願いを叶えてくれるお寺として愛され続け、現在の「高野山真言宗別格本山　観音寺」に発展した歴史を持ちます。

境内のいたるところに吊り下げられる風鈴は少しずつ増えて約3000個に。風が吹くと一斉に上品な音を立てる

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【山形】“東北のお伊勢さま”熊野大社の「縁結び祈願祭 かなで」

「日本三大熊野」のひとつで“東北のお伊勢さま”とも呼ばれる南陽市のパワースポット「熊野大社（くまのたいしゃ）」。毎月、満月の夜に行われる縁結び祈願祭でも知られます。

【京都】“京都の風鈴寺”「正寿院」の「風鈴まつり」

（写真：津久井珠美）

800年ほど前に建立され、日本を代表する仏師のひとり・快慶の手による不動明王坐像（国の重要文化財）でも知られる「正寿院（しょうじゅいん）」。近年は美しい天井画や、ハートに似た古来からの意匠・猪目の窓から望む美しい風景などでも話題のお寺です。

風鈴の棚は8つ。江戸風鈴を中心に棚ごとにテーマがあるそう（写真：スターユーザーmilkさん）

2025年6月1日〜9月30日には風鈴まつりを開催。京都市内より涼しい気候のなか、江戸風鈴や全国のご当地風鈴など2000個以上が、茶畑や山、空をバックに爽やかな音を奏でます。