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2025.01.13
昭和レトロな喫茶店「六曜舘」で、門司港名物の焼きカレーを
福岡県の北側にある北九州市門司区は、明治から昭和初期にかけて建築された趣のある建物が多く残る街。貴重な洋館群などが保存、整備されている門司港レトロ地区近くにある「六曜舘」は、昭和時代から続く喫茶店で、ノスタルジックな気分に浸れます。店内では門司港名物の焼きカレーをはじめ、クリームソーダやオムライスなどレトロな洋食を味わえます。昔懐かしい時代を彷彿とさせる店内で、ハイカラな洋食メニューを味わってみませんか。
昭和時代から40年以上続く喫茶店
木目にクラシカルな書体がなじむ表看板が目印
洋館群が建ち並ぶ門司港レトロ地区。そのほど近くにあるのが「六曜舘」です。昭和レトロな看板や赤レンガ、ガス灯を思わせる洋風の街灯など、創業時から変わらないという外観からレトロな雰囲気が漂っています。
昭和レトロを感じるインテリア
クラシカルな家具が調和する空間
店内に入ると、温かみのある照明と味のある家具が趣たっぷりの落ち着いた空間。奥にはグランドピアノが置かれる小さなステージがあり、週末にはジャズを中心にしたライブが開催されるそう。
レトロな照明からもれる柔らかい灯りが落ち着ける雰囲気
門司港名物の焼きカレーをアレンジしたオリジナルメニュー
焼きカレーポット950円
明治から戦前にかけて国際貿易港として繁栄した港町として、洋食文化がいち早く広まった門司港。そして、昭和30年頃に誕生したといわれるのが、土鍋にカレーを注いでグラタン・ドリア風にオーブンで焼いた「焼きカレー」です。今でも一帯に30店舗以上の焼きカレー専門店があり、名物として親しまれています。焼きカレーをアレンジした六曜舘オリジナルのメニューが「焼きカレーポット」。地元のベーカリーが焼く香ばしいフランスパンのポットと、アツアツ濃厚な焼きカレーが相性抜群です。
クリームソーダ700円
レトロな店内にあうハイカラメニューの定番、クリームソーダもどうぞ。すっきりした味わいのメロンソーダの上にバニラアイスがたっぷり。昔懐かしい気分に浸れます。
週末はジャズのライブを開催
ライブスケジュールはホームページを要確認
週末には、ステージでジャズを中心にしたライブを開催することも。昼過ぎに開催されるティータイムライブと夜からのジャズライブがあり、一日のなかで違う楽しみ方ができます。ピアノやギター、トランペットなどその時々で変わる多彩な奏者たちによる生演奏が楽しめます。昭和レトロな空間と音楽に浸れる特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
六曜舘
ロクヨウカン
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文:上川奈穂美 写真:岩永太郎
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