五大堂の目の前、レトロモダンな建物が目印です

仙台から電車に乗り約40分で、JR松島海岸駅に到着。右手に松島湾を眺めながら歩くこと約7分。松島随一の観光スポット･五大堂のすぐ目の前に「松華堂菓子店」はあります。

「松華堂菓子店」といえば、お店の工房でていねいに焼き上げた、手作りの「松華堂カステラ」がおみやげに人気。お店の奥の喫茶室では、大きな窓に映る五大堂と松島を眺めながら、カステラやコーヒーを味うことができます。 この喫茶室で、夏になったらぜひとも食べたいのが、期間限定のかき氷と、ひんやり味がうれしいパフェです。

ふわふわの氷の山を、自家製餡と濃厚練乳でいただきます

本日6/8スタートした、9月中旬まで限定の「氷あずき」（820円）は、氷山のように盛られた氷の横に、北海道産小豆で作る自家製餡と、練乳をたっぷり添えたひと品。空気を含ませながらふわふわに削った氷は、まるで粉雪のような繊細な口どけです。なめらかな食感に仕上げた自家製餡は、ほんの少し塩味が効いて、小豆の自然な甘みをいっそう引き立てます。 そのほかにも、純粋アカシア蜂蜜の自家製シロップと、絞りたてのレモン果汁がさわやかに溶け合う「氷はちみつ」（780円）があります。暑い夏の日は、閉店前に売り切れてしまうこともしばしばなので、早めに訪れるのがおすすめです。

深煎りきなこが香ばしい、大人味のパフェ

もう一つ、夏にうれしいひんやりメニューが「松華堂パフェ」（790円、ドリンクセット1050円）です。 ほっくり小豆の自家製餡、しっかり煮詰めた杏のコンポート、濃厚なミルクアイスで、よく冷えたパフェグラスはぎっしり。深煎りきなこの香ばしさとコクのある風味が、それぞれの甘さと調和し、大人の味です。

今年の5月からお目見えした新メニュー「松華堂プリン」も要チェック。スプーンを当てると固めの食感と思いきや、口溶けはとてもなめらか。カステラと同じく、厳選素材で丁寧に作ることで生まれる濃厚な味で人気です。こちらも夕方には売り切れることがあり、早くも喫茶室の看板メニューとなっています。 夏の松島散策の際には、「松華堂菓子店」を訪れ、ひんやりスイーツでひと休みはいかが？