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2026.08.06
青葉通の緑を眺めながら、静かな時間を。仙台「Echoes」で楽しむモーニングとランチ
「Echoes(エコーズ)」は、ホステルやギャラリーを併設する複合施設「Blank」内にあるカフェ。発酵やスパイスを生かした料理とスペシャリティコーヒーを楽しめ、地元の人や旅行者が思い思いに過ごしています。静かに過ごしたい朝にも、旅の途中にひと息つきたい昼にも立ち寄りたくなる一軒です。
一人でも、誰かとでも。"自分のペース"で過ごせる場所

ベンチも利用OK。散歩途中に立ち寄る人も多い
Echoesは、JR仙台駅から青葉通を西公園へ歩いて20分ほどの場所にあります。青葉通のケヤキ並木が映り込む大きなガラス窓と、周囲と調和するグリーンの壁面が目印。悪天候時以外は開放された窓と、歩道に沿って外へ突き出したパブリックベンチが、道ゆく人を自然に引き込むような佇まいをみせています。

築46年のビルをフルリノベーション。テーブル席のほか、カウンター席、一人席もある
オーナーが海外の旅先で出会ったカフェを参考にしているという店内は、木のベンチと落ち着いた照明、打ちっぱなしのコンクリートの天井が組み合わさり、整いすぎていない居心地の良さ。客層は一人客からファミリー、年配の方までと幅広く、上階のホステルに滞在する宿泊客の姿も多く見られます。旅行者と地元の常連が自然に同じ空間を共有する、ラウンジのような雰囲気が魅力です。
朝の時間に味わいたい、季節のスープとパン

白菜のポタージュ、ふきのとうオイル パン付(1000円)。スープはランチタイムにも提供
Echoesで味わえるのは、専属シェフによる地場産の食材を使用したスープやプレート、オープンサンドなどの品々。 モーニングメニューで人気なのが、季節の野菜を使ったスープです。 この日のスープは、「白菜のポタージュ、ふきのとうオイル」。白菜をブレンダーでなめらかにし、牛乳と塩だけでととのえたシンプルなもの。白菜そのものの甘みがやさしく広がり、ふきのとうをオリーブオイルで煮込んだほろ苦なオイルがアクセントになっています。菜の花のローストを添え、香ばしさもプラス。最後まで心地よく味わえる一杯です。 パンは仙台・連坊のベーカリー「ドゥーマルの木」のカンパーニュ。ほどよい酸味が、スープの味をしっかりと引き立ててくれます。 季節が変われば菊芋やかぼちゃなど、その時々の素材を使ったスープが登場し、季節ごとの味わいを楽しめます。
ランチには、発酵やスパイスを生かしたひと皿を

燻製バターのトーストと生ハム、フライドエッグ(1300円)
ランチには、オープンサンドやプレートなど洗練されていながら食べ応えを兼ね備えたメニューがそろいます。 「燻製バターのトーストと生ハム、フライドエッグ」は、自店で燻したバターをフライパンで溶かし、ハード系のパンをソテーしたひと皿。カリカリとした食感と酵母の香りに、ケール、生ハム、フライドエッグと個性の強い素材が並びますが、ヨーグルトとにんにく、レモンのソースが全体をまとめています。発酵とスパイスをうまく組み合わせた、Echoesらしいメニューです。
コーヒーとデザートで、ゆっくり午後を

自家製クレープと発酵バター(800円)
甘いものでリピーターが多いのは「自家製クレープと発酵バター」。フランス産のブラウンシュガー・カサナードが生地の間に入り、わずかなジャリジャリ感と優しい甘みが広がります。添えられたレモンで途中から味に変化をつけられる、シンプルながら何度も味わいたくなるデザートです。

本日のコーヒーhot レギュラーサイズ(500円)
バリスタが一杯ずつ淹れるコーヒーも、Echoesの時間には外せないメニューのひとつです。コーヒーは自社ブランドのPART COFFEEの豆を使用。この日の「本日のコーヒー」はコスタリカで、アセロラを思わせる酸味とティーライクな軽さがありました。飲みやすさと甘みを重視した豆のセレクトで、ゆっくり過ごす時間に寄り添う味わいです。
カヌレや焼き菓子は、テイクアウトにも

カヌレ(1個350円)
旅の途中に、気兼ねなく立ち寄れる場所

店内に並ぶ自然派ワインGUT OGGAUのボトル
青葉通を歩く人の姿を眺めながらコーヒーを飲み、くつろぐ。旅行者も地元の人も、自分のペースで過ごしています。 仙台を訪れたら、旅の途中にふらりと立ち寄ってみてください。

Echoes
エコーズ
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文:星真知子 写真:板元義和
























