理想の環境を追い求めて、鳥取県・智頭町へ移転オープン

東京生まれのご夫婦が千葉県いすみ市に最初の「タルマーリー」をオープン。その後、最高の天然酵母を作るために必要なきれいな水と空気を追い求め、岡山県・真庭市を経て現在の鳥取県・智頭町に移転オープンすることになりました。

「引き算」の世界で作られる、タルマーリーだけのパン

「タルマーリー」のパンは、イーストや市販の酵母を一切使用せず、智頭の自然の中から取り出した天然酵母のみで作られています。 いろいろなものを「足して」作りだされる味ではなく、バターや砂糖などといった調味料を一切使わずなるべく素材の味を活かす「引き算」の世界を探求しているとのこと。

毎日13〜16種類のパンが並ぶ

噛み締めるほどに奥深い香りと風味が広がる「タルマーリー」のパンは、一度食べるとやみつきになるおいしさと評判です。

元保育園を利用した、ぬくもりのある空間

廃園になって使われていなかった保育園を利用している「タルマーリー」。中に入ると、一見保育園だったとは思えない、でもどこか懐かしい、ぬくもりのある空間が広がっています。

カフェメニューも豊富にあり、パンランチやハンバーガー、ピザなど、タルマーリーのパンがいろいろな形で楽しめるメニューや、お手製のスイーツがずらり。

ジューシーな「イノシシ肉のハンバーガー」をいただきます

中でも人気なのが、「イノシシ肉のハンバーガー　自家製ピクルス添え」（900円）。驚くほどクセのないジューシーなイノシシ肉とシャキシャキの旬の野菜を、外はカリカリ中はふわふわの優しいパンが包んでいます。

芳醇なクラフトビールをお楽しみあれ

「タルマーリー」のビアカフェで楽しめるのは、もちろんそれだけではありません。自家製のクラフトビールを、お忘れなく。 飲みやすく飽きのこない「ペールセゾン」、すっきりと軽く女性に人気の「スプリングブロンド」をはじめ、４〜５種類のビールを楽しめます。 智頭の天然水と自然の中に存在している酵母のみで作られるという、こだわりのビールは、まさに格別ですよ。 （※酒税法上は発泡酒となります。）

理想のパンとビールを求めて日々、挑戦中

取材日に登場した、平日限定のランチメニュー「ハーフピザランチ」（1100円）

理想のパンとビールを求めてまだまだ挑戦を続ける「タルマーリー」。カフェメニューも同様に、新たなメニューに挑戦しているとのことなので、今後の展開にも注目です。 鳥取の豊かな自然のめぐみを堪能できる「タルマーリー」で、ゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか？