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2016.10.09
金沢に行ったら味わいたい♪ 郷土料理“治部煮”が評判の食事処「壺屋壷亭」
金沢市尾張町にある「壺屋本店・壷亭」は、郷土料理の「治部煮(じぶに)」が評判のお食事処。佃煮の老舗「佃の佃煮」の姉妹店で、お茶漬けの具を最中に詰めた「器茶漬け」など、金沢みやげにぴったりの品も販売されています。

老舗商店街の一角に佇む金沢町屋

壺屋本店・壷亭のある「尾張町(おわりちょう)」は、近江町市場と東茶屋街の間に位置し、老舗の商店や古い町家が立ち並ぶ商店街。 金沢駅からは、東口11番乗り場から「金沢ふらっとバス」の「此花ルート」に乗って約10分、「彦三(ひこそ)緑地」で下車すると便利です。

お店の奥にある「壷亭」は、近江町市場で仕入れた食材を使った郷土料理が味わえる食事処。1階には坪庭の見えるテーブル席と小上がり席、2階には宴会場があり、調味料や素材にこだわった、安心・安全な無添加調理のお食事が楽しめます。

金沢に来たら一度は食べたい、名物「治部煮」

前菜、小鉢、デザートなどがついた「治部煮御膳」(1,500円)
「壷亭」の看板メニューは「治部煮御膳」。「治部煮」は粉に絡めた鴨肉を、野菜と一緒に炊き込む金沢の郷土料理で、甘辛い味がご飯にぴったり。煮込む際の「じぶじぶ」という音が、その名の由来だといわれています。 輪島塗のお椀に入った治部煮に、季節の食材を使った小鉢やデザートがついた御膳は、まさに金沢の郷土の味ですね。

見た目にも楽しい「器茶漬け」や「華ごころ」をお土産に

「壺屋本店」の店内には、金沢名産の佃煮と、厳選されたこだわりの調味料が並んでいます。化学調味料や着色料を一切使わない佃煮は、自然で上品な味わい。素材本来の味と風味が、ぎゅっと凝縮されています。

ご飯にのせてお湯を注ぐとお茶漬けになる「器茶漬け(1個216円~)」
香ばしい最中に佃煮を詰めた「器茶漬け」は、お湯を注ぐだけで本格的な味が楽しめる創作茶漬け。和菓子のようなかわいい見た目で、おみやげに最適です。 小魚と椎茸の旨みを凝縮した「じゃこ椎茸」や、フグの身とフグの子の糠(かす)漬けを詰めた「ふぐ親子漬け」など、6種類の味が楽しめます。

種類豊富な佃煮が味わえる「華カップ」。「極上ごり(864円)」、「花くるみ(810円)」など
種類豊富な佃煮を加賀友禅柄のパッケージで包んだ「華カップ」と、ギフトに最適な詰め合わせ「華ごころ」も人気。 雅やかなパッケージは、加賀友禅作家・毎田健治さんの作品です。「ごりの佃煮」や「花くるみ」など、金沢の伝統の味が楽しめます。
地元で愛され続ける伝承の味を、ぜひ楽しんでみてください。

壺屋本店・壷亭
つぼやほんてん・つぼてい
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中山由貴
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