苗穂の北海道鉄道技館。
昭和の終わりから7年ほど復活して、道内を走行したC62 3号機が静体保存されています。
博物館内の復活までのドキュメンタリーのDVDが印象的でした。
蒸気機関車って時々生き物のようというか、意志があるように感じるのですが、製造から保存、復旧して走行させるまで、また今大切に保管して下さっている、沢山の方の強い思いが映し出されているのかな、などと思ってしまいました。
主人は中学生の頃、この復活した蒸気機関車に乗ったそうですが、眺めていると、小さい子連れのお父さんが「パパは子供の頃これに乗ったんだぞー」と話しているのが聞こえました。
7年ほどの復活期間でしたが、当時乗車した子どもたちは一生の思い出になって、何十年も経ってから新しい家族を連れてきたりするんだなぁ、と温かい気持ちになりました。
毎月第2、第4土曜日の午後のみ一般公開の施設。
その他は現役で工場として使われているため、迫力がありました。
2022.09.26

24
