【柚木沙弥郎 永遠のいま〜@東京オペラシティアートギャラリー】
柚木沙弥郎さんのおおらかでワクワクな作品を間近に見て、ひと目ぼれしたのは2022年1月。立川での「life LIFE展」でした。(
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以来、地方巡回の京都で再び「life LIFE展」を。
その後はアート好きな素敵ユーザーさんと日本民藝館で「生誕100年展」。
そして昨年は柚木さんの師匠である芹沢銈介さんの美術展にも出かけました。
柚木さんは惜しまれながらも昨年101歳の生涯を終えられましたが、型染めの世界だけでなく、40年もの教鞭をとられた女子美術大学を辞めてからは更に絵本の挿絵など、表現方法も色も自由に、活躍の場が広がっていきました。
毎日が新しい今日である
わくわくが原動力なんだ
と話す柚木沙弥郎さんの、宅配便の伝票の裏に面白い!目が止まったエピソードは驚きでした。
カーボン紙の黒が模様としてデザインのアイデアになったのだそうです。
私は木版画を習ってから、モチーフをどう表現すればいいのか?の構図に悩みがちな昨今なので、衝撃でした。
不思議と思う眼差しはあちこちにある!は素晴らしいです。
(トップ)我が家のライブラリーに置いて、時々見返してる「柚木沙弥郎の100年」
本の上2枚は型染め文様や注染め帯地
左縦3枚はファンキーワールドが眩しい作品群。
左上∶雨にもマケズ、左中∶トコとグーグーとキキ、左下∶つきよの゙おんがくかい
集大成の型染めの布が目立ちますが、端切れなど身近にあるものを使った人形や動物モチーフ展示、そして最晩年の切り絵は必見です。
こちらの美術展は、昨年10月より岩手→岡山→島根→静岡ときて、東京が最終回なのだそう。
気になった方は是非!
12月21日まで開催です。
*こちらの開館は通常の美術館より遅い11時開館なので、ご注意くださいね。
(10時半に着いた私たち(笑)
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