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2017.05.25
お土産にぴったり♪「マリメッコ」のデザイナーが手がける「富山もよう」グッズ
富山県の名物や風景をテキスタイルでうつした「富山もよう」プロジェクト。立山や白エビなどの名産から空や水などの豊かな自然まで、富山の魅力をあらわしたもようが、今注目を集めています。デザインは世界で活躍するテキスタイルデザイナー・鈴木マサルさん。もようを散りばめたさまざまなグッズも展開中ですよ。色とりどりの「富山もよう」をのぞいてみましょう。

はじまりは新聞を包んだ「富山もよう」から

2014年8月、富山県内に届けられた朝刊が、鮮やかな立山のもように包まれました。実はこれ、富山市に本社を構える「北日本新聞社」が創立130周年を記念して企画したプロジェクトの最初の仕掛けだったのです。立山のテキスタイルを皮切りに、白エビ、ガラスなど4日連続でラッピング朝刊が配達されました。 「文字も写真もないテキスタイルだけの一面は、多くの反響をもらいました」と話す同社営業局の高原さん。ポストを開けて、美しい新聞が入っていたら…と想像するとワクワクしますよね。

2016年9月に渋谷で開催された「富山もよう展 in Tokyo」
「富山もよう」をデザインするのはファッションブランド「マリメッコ」なども手がけるテキスタイルデザイナー・鈴木マサルさん。もようのテーマも富山の方と一緒に案を練って、デザインを作り上げていくんだとか。富山だけでなく、東京でも展示会を開催したり、多くのメディアに取り上げられたりと、たくさんの注目を集めました。

一番人気は色も形もさまざまな「raichou」

富山もよう第7弾として発表された「raichou」
心がときめく「富山もよう」は現在全10種類。場所や名産、風景などのテーマはもちろん、色とりどりのバリエーションも魅力のひとつです。 いちばんの人気はパッと映える赤が美しい「raichou」。立山に生息する雷鳥をモチーフにしたもようは、動物のテキスタイルも多く生み出してきた鈴木さんのデザインの特長が感じられます。

もようをあしらったグッズもたくさん

気軽に制作できる新聞エコバッグは幅広い年代に人気
使い方も幅広い「富山もよう」は、さまざまな場面で活躍中。購読者がオリジナルグッズを作って楽しむうれしい効果も出ています。 例えば、新聞紙はエコバッグやランチョンマットなどに早変わり。2015年には、エコバッグ作り教室も開かれました。同じ形やサイズのバッグでも、もようによって雰囲気が変わるのもポイント。ちょっとしたプレゼントを包む時にもおすすめですよ。

桂樹舎×富山もよう「名刺入れ」(2160円)
こちらは富山もようをあしらったグッズ。越中八尾和紙をつくる「桂樹舎」と共同制作した名刺(2160円)やペンケース(972円〜)は、多くのファンに支持されています。やわらかな和紙素材に鮮やかな色をのせたグッズは、伝統技術とテキスタイルが生み出す逸品です。 ほかにも富山県の企業とコラボした風鈴やマットなど、グッズも色とりどり。富山駅のおみやげ店や富山県美術館、東京にあるアンテナショップ「日本橋とやま館」でも手に取ることができますよ。
「桂樹舎」の記事はこちら
最近では工事現場の壁面に「富山もよう」をあしらうなど、街中で見かける機会も増えてきました。これからの「富山もよう」プロジェクトの展開からも目が離せません!富山を訪れたら、あなただけのお気に入りの富山もようを見つけてみてくださいね。
おみやげ処富山店
オミヤゲドコロトヤマテン

お問い合わせ先:富山もよう
トヤマモヨウ
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高木 真依子
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