
ぶどう狩りから空中キャンプまで。秋の茨城で豊かな“食”と“泊まる”を楽しむ
2017.09.28

甘い果汁をたっぷり含んだぶどうをもぎたてで味わう

この時期に収穫体験ができるぶどうの品種は「巨峰」。大ぶりの巨峰は口に入れた瞬間、上品な甘さの果汁がいっぱいに広がります。もぎたてを食べてその瑞々しさを堪能するだけでなく、おみやげとして持ち帰ってもOK。
ぶどう園の直売所では9月下旬まで常陸太田にしかない品種「常陸青龍」もあるので、合わせて購入してみては。

里山の景色も味わって。隠れ家カフェ「Scone&Coffee r.」

白壁が印象的な店内には、古道具やアンティーク雑貨などを配置。店内の窓からは里山ののどかな風景が望むことができ、心地よい空間が広がります。
添加物と白砂糖を使わずに作るスコーンは口当たりが軽く、ナチュラルな甘さ。時間が経ってもさっくりとした食感で、テイクアウトで買って帰る人も多いそう。

徳島の「aalto coffee(アアルトコーヒー)」から豆を仕入れ、ハンドドリップでいれるコーヒー(300円)は、苦みと甘みがしっかり感じられ、スコーンとの相性も抜群。
「体に優しいおいしいお菓子で笑顔になってもらいたい」という、店主の坂倉理恵さんの優しさとこだわりが詰まったお店です。

Scone&Coffee r.(スコーンアンドコーヒーアールドット)
090-1423-7366
木・金曜 10:30〜15:30、土曜〜16:00
日〜水曜、ほか臨時休業あり

さまざまな里山体験が楽しめる森の中のホテル「里山ホテル ときわ路」

森の中で空中グランピングが楽しめる「マッシュルームキャンプ」
地上2mの高さに設置された大きなテントに寝泊まりしながら、日中は森林浴、夜は星空観賞などが楽しめます。また、お風呂やトイレはホテルの施設が使えるので、キャンプ初心者にも安心です。
里山ポタジェで採れた野菜のほか、地元の生産者から届く新鮮な食材をイタリアンテイストでアレンジ。野菜が足りなくなったら里山ポタジェに行っておかわり、なんてことも。畑の中で食事しているような雰囲気もおいしさをプラスしてくれます。
大自然のパノラマビューを望む絶景ルーム「つきのおへや」

こちらは周辺の山々や夜の星空など贅沢なパノラマビューが楽しめるお部屋。紅葉シーズンの眺めは圧巻だそう。
また、室内には鋳物の五右衛門風呂があり、昔ながらの趣とスタイリッシュなデザインがマッチしています。施設内には大浴場もあるので、気分に合わせて利用してみてください。
里山ホテル ときわ路(サトヤマホテルトキワジ)
0294-72-4141
イン15:00、アウト11:00
無休

大正期の蔵の中で味わう「常陸秋そば」ランチ

自慢の蕎麦は、地元の契約農家が栽培する「常陸秋そば」を使用。白く細い外一(そといち)蕎麦は、そば粉10割・つなぎ1割で作られており、のど越しが良く、豊かな風味が特徴です。追加料金(+367円)を払えば水を使わずに酒だけで打つ十割酒蕎麦にも変更でき、コチラもおすすめ。
人気メニュー「かき揚げ蕎麦のミニコース」のかき揚げは、自家農園で栽培されたものを含む約10種類の野菜を使用。サクサクとした食感と野菜の甘味がたまりません。
また、併設のショップでは木内酒造が誇るお酒類が販売されています。オリジナルクラフトビール「常陸野ネストビール」は世界50か国以上で愛されている人気商品。フクロウのかわいいラベルにひかれて、たくさん購入してしまいそう。

蔵+蕎麦 な嘉屋(クラソバナカヤ)
029-298-1078 (または、029-212-5111)
11:30〜14:30(L.O.14:00)、土・日曜、祝日の夜は17:30〜20:00(L.O.19:30)※平日の夜は予約のみ
第2火曜

彩りが鮮やかになる秋だからこそ行きたい茨城


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文:渡部真人 写真:清水亮一