3つの温泉めぐりも楽しい日帰り入浴施設「道後温泉」

日本三大古湯のひとつ、道後温泉。誰でも利用できる共同浴場で、温泉のシンボルともいえる本館と、商店街の中にあって地元の人もよく使うという「椿（つばき）の湯」が長年親しまれてきました。2017年に3つめの施設として新しく加わったのが、飛鳥時代の建築様式を取り入れ、本館の皇室専用浴室を再現した特別浴室や庭園がある「飛鳥乃湯泉」。お湯はすべて源泉かけ流しで、どの施設でも美人の湯を堪能できます。

ここだけの味わいをお土産に。「西岡菓子舗」

「つるの子」（150円）。こちらの純白のほかに淡い紅色もある

伊予鉄道「道後温泉駅」の2つ隣「南町電停」から歩いてすぐ、道後温泉本館からは歩いて10分ほどの静かな住宅街にある和菓子の老舗「西岡菓子舗」。こちらでは、たまごのようなビジュアルが印象的な「つるの子」が大評判です。マシュマロのようなシュワッとした生地と、ほどよい甘さの黄身あんが口の中でとけ合う絶妙な食感と味わいは、とりこになる人が続出。お土産にもおすすめです。

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卵入りのタレがおいしい南予風♪鯛めしの「かどや」

「椿の湯」の向かいにある「かどや　道後店」は、愛媛の郷土料理を楽しめるお店。その一つである「鯛めし」は愛媛県内全域の名物ですが、ごはんと一緒に炊き込む「中予〜東予風」と、お刺身をごはんにのせて食べる「南予風」の2つのスタイルがあるそう。こちらでいただけるのは、宇和島産の新鮮な鯛のお刺身を卵入りのたれにつけ、あつあつのご飯にのせて食べる南予・宇和島風です。食べくらべてみるのも楽しいですね。

レトロモダンな古民家カフェ「道後の町屋」

「道後の町屋（どうごのまちや）」は大正時代の町屋を改装したカフェ。ゆったりと落ち着ける空間で、自家焙煎のコーヒーや自家製のスイーツを楽しめます。南予地方の特産品・じゃこ天を自家製バンズにはさんだ「じゃこ天バーガー」やカレーなど、ボリュームのあるランチメニューも豊富。本館からも椿の湯からも近い商店街にあるので、食事にも休憩にも便利です。

愛媛みかんのおいしさを堪能できる「10ファクトリー」

柑橘王国・愛媛県内各地で作られたみかんをさまざまな形で味わえるのが「10（テン）ファクトリー　道後店」。新鮮なみかんをそのまま絞ったジュースのほか、ゼリーやアイスクリーム、ジャム、ドライフルーツなど、みかんづくし！　みかんフレーバーのコーヒーやビールなどの変わり種も揃い、産地や品種による味わいの違いも楽しめます。湯めぐり途中にのどが渇いたときはもちろん、お土産探しにもぜひ。

いかがでしたか？ 今回は、過去に「ことりっぷWEB」で紹介したお店の中から、道後温泉と、おいしい食事やスイーツが食べられるの道後温泉近くのお店をまとめてご紹介しました。メニューや営業時間、定休日などの情報は、各記事の公開時点のものですので、事前に確認しておでかけしてくださいね。