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2018.03.05
ひと足早く、春を満喫!そよ風を感じながらめぐりたい、宮崎県の絶景スポット5選
温暖な気候の宮崎県。最高気温は15℃を超え、ぽかぽか陽気の日も多く、ひと足早く春を満喫するのに最適な場所。今回は、そんな宮崎で訪れたい絶景スポットをご紹介。長い年月が作り上げた神秘的な渓谷や海岸沿いの岩など、大自然に癒されてくださいね。
神話が残る、美しい渓谷。「高千穂峡」
阿蘇山の古代の火山活動で噴出した火砕流と、五ヶ瀬川の侵食によって作られた峡谷、高千穂峡(たかちほきょう)。渓谷に沿って整備された遊歩道には、美しいフォトスポットがたくさんあり、なかでも峡谷の崖上から流れ落ちる落差約17メートルの「真名井の滝(まないのたき)」は圧巻です。平常の水位時なら流れも緩やかなので、手漕ぎボートから川の上から渓谷を仰ぐ体験もおすすめですよ。
高千穂峡
タカチホキョウ
見渡す限りの真っ青な海。「馬ヶ背」
「馬ヶ背」は、日本最大級、約70メートルもの柱状岩の小さな岬にあります。太平洋に突き出た岬の細い遊歩道は、両側が絶壁。まるで、馬の背のように狭い場所であることに由来し、“馬ヶ背(馬が背)”と呼ばれるようになったのだそう。 岬に立ち、さえぎるものがない青い海を眺めていると、不思議な浮遊感と自然の美しさに感動しますよ。
日向岬・馬ヶ背
ヒュウガミサキウマガセ
水平線を背景に建つ、復刻版モアイ像。「サンメッセ日南」
日南海岸の丘の上にある施設「サンメッセ日南」。海岸沿いに世界七不思議のひとつといわれる“イースター島のモアイ像”を模した像が建てられています。高さ5.5メートルにも及ぶ7体のモアイ像は、世界で唯一、イースター島の長老会に許可を得て復刻したものなのだとか。モアイ像の向こうには青い海の水平線が広がり、雄大さを感じます。 それぞれのモアイ像には仕事や健康、恋愛運が上昇するというジンクスがあるのだそう。
サンメッセ日南
サンメッセニチナン
御崎馬が草を食むのどかな風景。「都井岬」
宮崎の最南端に位置する都井岬(といみさき)。天気が良ければ、海の向こうに種子島や屋久島を見ることもできるそう。こちらには、300年ほど前から、御崎馬(みさきうま)が放牧されています。純粋な日本在来馬として国の天然記念物に指定されている御崎馬はおだやかな性格で、そっと近寄ることもできます。馬たちが草を食むのどかな風景と緑の芝生、青い海に癒されます。
都井岬
トイミサキ
海沿いに連なる、ふしぎな奇石。「鬼の洗濯板」
日南海岸沿いに植えられたヤシの木が南国らしいムードの堀切峠。その眼下には、天然記念物にも指定されているとても珍しい地形、「青島の隆起海床と奇形波蝕痕」(通称:鬼の洗濯板(岩))が!約1500~3000万年前に海中で出来た地層が隆起し、波に浸食されてできた岩は、古代の遺跡のような不思議な魅力を感じさせます。
青島の隆起海床と奇形波蝕痕
アオシマノキュウキカイショウトキケイハショクコン
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