期間限定のライトアップが幻想的。「宮沢賢治童話村」

『銀河鉄道の夜』のワンシーン、カンパネルラとジョパンニの旅の終盤を思わせる展示

五感を通して宮沢賢治の作品の魅力や世界観を学べる、「宮沢賢治童話村」。森に囲まれた広々とした敷地には、映像や音で童話の世界を表現した施設のほか、山野草園、散策道も整備され、賢治が愛した花巻の自然と触れ合うこともできます。 7月下旬から10月初旬までの期間限定のライトアップは、イーハトーブの自然と光が織りなす美しさで人気を呼んでいます。『どんぐりと山猫』や『銀河鉄道の夜』などの作品をモチーフにしたライトアップは、童話の世界に誘うように幻想的ですよ。

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「林風舎」のしっとりロールケーキでティータイム

『注文の多い料理店』をイメージした喫茶店「林風舎（りんぷうしゃ）」。１階は宮沢賢治の作品をモチーフにしたオリジナルグッズを中心に取り扱う雑貨店、２階は喫茶室になっています。 喫茶メニューのおすすめは、県産米粉を100％使用したロールケーキと、オリジナルブレンドコーヒーのセット。なめらかな生クリームがたっぷり巻かれたロールケーキはしっとり、ふわふわの食感です。

田園にたたずむかわいいパン屋さん「粉挽きのゴーシュ」

宮沢賢治の作品『セロ弾きのゴーシュ』にちなんだ店名のパン屋さん「粉挽きのゴーシュ」。穏やかな田園地帯に溶け込んだ建物は一見すると住宅のよう。店内は、木の質感が温かみのある雰囲気で、奥にはカフェスペースもあります。 油揚げを使用した「きつねサンド」は特に人気のメニューです。クッキーなどの焼き菓子は、おみやげやプレゼントにもぴったり。パンはオープンしてすぐに売り切れることも多いそうなので、早めの来店がおすすめです。

レトロが魅力の10段巻きソフト「マルカンビル大食堂」

「ソフトクリーム」は、180円という値段の安さにも驚き

岩手県花巻市の「マルカンビル大食堂」は、1973年にオープンしたデパートの大食堂。2016年にいちど閉店しましたが、市民有志やファンの熱意で復活し、オープン時から変わらないノスタルジックな空間と名物メニューが、花巻のまちに戻ってきました。 なかでも「マルカンに来たらこれははずせない」という鉄板メニューがソフトクリーム。10段巻きの大迫力で、高さはなんと25cm以上。あまりにボリュームがあるため、箸で食べるのが地元流。友達や親子でシェアする人も多いのだそう。

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ドイツケーキ＆パンの専門店「バックシュトゥーベ」

ドイツ出身のご主人と日本人の奥様が焼き上げるドイツケーキとパンのお店「Backstube（バックシュトゥーベ）」。ベリー類やルバーブ、ナッツを混ぜ込んだケーキは、どれも素朴ながら豊かな味わい。重量感のあるドイツパンも、じっくり噛みしめるほどにおいしいと評判です。 ケーキやパンのメニューは季節ごとに変わるのでHPで確認を。予約制のカフェレストランでは、ドイツ料理をいただくこともできますよ。

野菜のおいしさを味わうカレー「ファームプラス 花巻」

農家直営のカフェ、「FARM+（ファームプラス）」。自家農園で作られた新鮮な野菜を中心に、花巻のブランド豚・白金豚（はっきんとん）など地元の素材を使ったメニューがいただけます。日曜の午前中には、ランチ付きの農作業体験もできるのだそう。 「野菜ごろごろカレー」は看板メニューのひとつ。肉を使わず、たっぷりの野菜のうまみをいただけます。お肉がほしいという方にはお肉のトッピングもOK。自家製のアップルジュースやジンジャーエールなどドリンクも充実しています。

＊＊＊＊＊ いかがでしたか？ 今回は過去に紹介した記事とことりっぷアプリの投稿から、岩手・花巻の「宮沢賢治童話村」＆グルメをまとめてご紹介しました。 営業時間、定休日などの最新情報は、各施設に確認してからおでかけしてくださいね。