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2015.11.02
「不思議の国のアリス」がテーマ♪ キュートなアフタヌーンティーを楽しみましょう
©Sanderson 2015年は、「不思議の国のアリス」が書かれてから150周年にあたる年。それを記念してロンドンのホテル、サンダーソンのティールームで、アリスをテーマとしたキュートなアフタヌーンティーが食べられると聞き、さっそく訪ねてみました。

「不思議の国のアリス」の世界へ

ロビーのソファーが印象的な、サンダーソンの入り口 ©Sanderson
ロンドンを代表するショッピング街がある地下鉄オックスフィード・ストリート駅から徒歩7分のところに、スタイリッシュな内装が印象的なデザイン・ホテル、サンダーソンがあります。 サンドイッチ、スコーン、小さなケーキと紅茶を味わうアフタヌーンティーは、イギリスの伝統的な習慣ですが、最近では各店趣向を凝らした、ちょっと目新しいものも多く出回っています。こちらのホテルが提供している、「不思議の国のアリス」をテーマとした「Mad Hatter’s Afternoon Tea(マッド・ハッターズ・アフタヌーンティー)」(48ポンド)も、そんな一風変わったアフタヌーンティーのひとつです。

アフタヌーンティーのはじまりは、わくわくのお茶選びから

トランプのようなカードに、紅茶の説明が書かれています
テーブルに通されると、まずはお茶選びから。アリス、チェシャ猫など、物語のキャラクターをイメージしてブレンドした、5種類から選びます。テーブルには茶葉の入った小さなボトルと、説明書きのカードが用意されているので、香りを吟味しながら気に入った一品を選びましょう。 伝統的なアフタ ヌーンティーでは、ミルクティーが定番ですが、これらのお茶 はミルクなしで、繊細な香りとフレーバーを味わうのがおすすめです。

まるで香水瓶のような小さなボトルに入った紅茶の茶葉 ©Sanderson

紅茶を選んだら、いよいよ3段トレーの登場です

蝶やトンボの遊びゴコロあふれるカップケーキ©Sanderson
下段は定番のスコーンと濃厚なクロテッド・クリームとジャム、中段には、色とりどりの小さなケーキ、そして上段にはマシュマロやチョコレートが並んでいます。さらに、サンドイッチなど、「セイバリー(しょっぱい味のもの)」と呼ばれる別のお皿が運ばれてきます。

一品一品ていねいに作られたセイバリーに思わずにっこり

セイバリーも小粒ながら、チーズやキャビアを使用しているので満足感があります(©Sanderson)
セイバリーのお皿に載った軽食類は、ヤギのチーズを使ったクロックムッシュー、ライムを練り込んだという緑のパンのキューリサンド、そしてカニを挟んだエクレアなど、どれももていねいに作られています。 また、アリスをテーマとしているのはテーブルウェアも同様で、黒い冠をかぶったティーポットは、キングとクイーンのイラストが、そして、お皿には時計やシマウマが描かれています。

チョコレート型のビスケットサンドなど工夫がいっぱいのスイーツ

トランプ型のビスケットサンドは甘さ控えめのチョコレート味(©Sanderson)
ふんわりあたたかいスコーンは、ふたつに割ってクリームとジャムで。濃厚なクロテッド・クリームとジャムの組み合わせは、イギリスならではの伝統の味です。 ケーキもまた、てんとう虫のかたちをした赤いフィナンシェや、トランプ型のやわらかなチョコレート・ビスケットサンド、羽のついた蝶々やトンボのバタフライケーキ(メイン写真)など、いずれも食べるのがもったいなくなるくらいのかわいらしさなのです。

一瞬どっきりの見かけですが、中にはリッチな生チョコレートが(©Sanderson)

アフタヌーンティーのシメは、こんなにかわいいアイスクリーム(©Sanderson)
最後に出てくるのは小さな植木鉢に入ったお花、と思ったら、なんとエディブルフラワーをあしらったフルーツフレーバーのアイスクリームです♪ さっぱりしているので、最後のお口直しにも最適ですよ。 ちょっと贅沢なアリスの時間を過ごせる、午後の紅茶をぜひ試してみてくださいね。

Sanderson
サンダーソン
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