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2018.12.26
癒やしの猫寺から妖怪が集まる神社まで!個性派ぞろいの神社・お寺5選
神社やお寺のなかには他にはない由来を持つところや、変わった神さまを祀っているところもあります。今回はユニークな神社やお寺を5つ、ご紹介します。なじみの場所もいいけれど、たまにはちょっと変わった初詣も楽しみたい…そんな人は観光も兼ねてぜひどうぞ。お土産話のネタにもぴったりです。
【福井】"ねこ初め"ならここ♪「御誕生寺」
のどかな田園の中にある曹洞宗の修行道場「御誕生寺(ごたんじょうじ)」は、猫好きの間では有名な"猫寺”。あるとき、置き去りにされていた猫を住職が保護したのがきっかけで、現在は30匹ほどが暮らしています。すべての猫に名前をつけて修行僧がお世話。大切にされているせいかどの猫も人なつこくて穏やかで、「癒やされる」と評判です。
御誕生寺
ゴタンジョウジ
【愛知】境内めぐりも楽しみ♪「桃太郎神社」
桃太郎誕生地伝説を持つ木曽川のほとり、「桃太郎公園」の中にある「桃太郎(ももたろう)神社」。珍しい桃の形の鳥居や、コンクリート彫刻家・浅野祥雲氏作のカラフルな彫刻があることでも話題です。生まれたばかりの桃太郎やおじいさん、おばあさんのほか、犬、サル、キジや鬼など、物語でおなじみの約20体が境内に点在。桃太郎の世界にひたりながらお参りできます。
桃太郎神社
モモタロウジンジャ
【京都】悪い縁を切り良縁を招く「安井金比羅宮」
悪縁を切る神様として有名な「安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)」は、高さ1.5m、幅3mの絵馬の形をした巨石「縁切り縁結び碑」が印象的な神社。独自の作法で参拝することで"悪縁を切る"と"良縁を結ぶ"を同時にできます。タバコやお酒、病気との縁を絶ちたい人から、恋人と結ばれたい人まで多くの人が訪れ、石の表面が見えないほどびっしりとお札が貼られています。
安井金比羅宮
ヤスイコンピラグウ
【大阪】巨大な獅子頭に圧倒される「難波八阪神社」
大阪でも指折りの繁華街・なんばにある「難波八阪(なんばやさか)神社」。境内に進むと目の前に現れる「獅子殿」が名物です。高さ12m、幅11m、奥行き10mもある巨大な獅子頭は、口の中が舞台。舞の奉納などが行われます。"大きな口で勝利を呼び、邪気を飲み勝運(商運)を招く"と評判で、学業成就や就職、会社発展などを願う参拝者が全国から訪れます。
難波八阪神社
ナンバヤサカジンジャ
【鳥取】水木しげるロードで"妖気"を放つ「妖怪神社」
"妖怪の聖地"境港市の「水木しげるロード」にある「妖怪(ようかい)神社」。『ゲゲゲの鬼太郎』などを手がけた故水木しげる氏が自ら入魂したというご神体を祀っています。日本各地からさまざまな妖怪が集まるといわれ、家内安全・交通安全から合格祈願までさまざまなご利益が。おみくじや絵馬なども妖怪にちなんでいます。
妖怪神社
ヨウカイジンジャ
いかがでしたか?今回は、過去に「ことりっぷWEB」で紹介した中から、個性派の神社やお寺をまとめてご紹介しました。営業時間などの情報は、各記事の公開時点のものですので、事前に確認しておでかけしてくださいね。
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高柳涼子
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