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2019.01.28
森の中の自然派レストランで、野菜いっぱいのカフェメニューを/霧島温泉郷「きままな台所」
九州屈指の温泉地、鹿児島県霧島市の霧島温泉郷にある「きままな台所(キッチン)」は、森に囲まれた自然派レストラン。湯けむりを眺め、鳥のさえずりや風の音に耳を澄ませながらランチ&カフェタイムを過ごせば、身も心もリフレッシュできますよ。

解放感いっぱい。まるでおとぎの森のレストラン

建物はオーナーのご主人と息子さんが手作りしたもの
霧島温泉郷の人気観光スポット「霧島温泉市場」の脇から、湯けむりを目指して急な坂道を上ること車で2~3分。森の中にウッドデッキのテラスと可愛い建物が現れます。デッキにさりげなく並べられた器や小物の数々、木々の間に置かれたテーブルとハンモックに一瞬、おとぎの森に迷い込んだ気分に。ここは女性オーナーが手がけるレストラン&ショップです。一面、窓に囲まれた店内は解放感いっぱい。アウトドアのテーブルもあり、好きな場所を選んで過ごせます。

季節の野菜いっぱいのヘルシーメニュー
「森のワンプレート」はデザート、ドリンク付き2160円
「森のワンプレート」は、彩りが美しい霧島野菜のテリーヌ、黒豚のローストポーク、ピクルス、自家菜園のリーフサラダやパンシチュー、季節のパスタなどを盛り合わせたセットメニュー。食材のほとんどが地元・鹿児島産で、季節によって内容が変わります。パンやデザート、ドレッシングなどの調味料もすべて自家製。もう少しボリュームが少ない「風のワンプレート」(1620円)もあります。

ほっと暖まるココット料理&パンシチュー
「黒豚のハンバーグランチ」1800円
この日のデザートはパンナコッタ(単品200円)
寒い日には、ココットに入った熱々の料理「黒豚のハンバーグランチ」や、「パンシチュー」はいかがですか? ハンバーグに使う黒豚は、野菜やおからを発酵させた飼料と干し草で地元の生産者さんが育てています。また、自家製のパンは森の湧水を使って捏ねているのだそう。パスタ、ピザの単品メニューとドリンクのセット(1200円)もおすすめ。森の湧水で淹れるコーヒーも、ぜひ味わってみてください。

「霧島の楽しい暮らし」がコンセプト
オリジナルデザインの藍染めの洋服
同じ敷地内に、洋服や雑貨、霧島の食材などを扱うセレクトショップ「森のテラス夢楽(むら)」があります。オリジナルブランドの藍染めの洋服は、オーナーの原田則子さんが自らデザインしたもの。着心地がよく、動きやすいリラックスウエアが中心です。
自家製調味料とともに、霧島の食材がを販売
オーナーの原田則子さんと、料理を担当する娘さんの陽子さん
レストランで提供されている自家製のドレッシングやジャムも、ここで買うことができます。テラスには、日本各地から集めてきた作家ものの器も。 「私自身が実践している、“霧島の楽しい暮らし”をテーマにしているんですよ。家庭で作る料理を素敵な器にのせたら楽しくなるだろうな、そんな暮らしを提案したいと思っていたら、こんなに集まってしまいました」とオーナーの原田さんは笑います。
日本各地から集めてきた器類が並ぶテラス
天気が良くて暖かい日にはレストランの窓が開け放たれ、外のテーブルで食事やお茶を楽しむこともできます。食後には、木々の間に吊るされたハンモックで過ごすと気持ちいいですよ。癒しの森で“気ままな”ランチ&カフェタイムを過ごしてみてはいかがですか?

きままな台所
キママナキッチン
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永田さち子 写真:永岡邦彦
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