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2019.02.05
旅するように、おにぎりとスープを味わおう♪【秋田編】〜いぶりがっこおにぎりとネバネバ納豆スープ〜
日本人のソウルフード・おにぎりとお供にぴったりのスープ。全国を旅するように、各都道府県ごとの名産品をたっぷりと使って作ってみませんか? レシピを教えてもらうのは、各地の農家を訪れて美味しい野菜を見つけたり、地のものを味わうのが大好きという料理家・ごはんさん。新しいおにぎりとスープの魅力にきっと出会えますよ。 第9回目は、秋田県。長い冬を越すための生活の知恵として発達した、漬物や味噌、納豆などの発酵食品を使ったおにぎりとスープをご紹介します。「いぶりがっこ」×チーズの組み合わせの妙がたまらないおにぎりと「納豆汁」は、身体がほっこりとゆるみますよ。

クリームチーズで洋風に!「いぶりがっこおにぎり」
独特の燻したような、香りと味がクセになる秋田の伝統的なお漬物「いぶりがっこ」。元々は囲炉裏の上に吊るして燻したものを漬け込んで作られていたのだそう。 今回は、おつまみとして出ることが多い「いぶりがっこ」×「クリームチーズ」をおにぎりの具に! ごま油を垂らすことで風味もさらにアップ、ごはんやのりともよく合います。 【材料】(2人分) ・温かいごはん…お茶碗軽く2杯分 ・いぶりがっこ…3cm ・クリームチーズ…18g ・ごま油…小さじ1

【作り方】 1:いぶりがっことクリームチーズを5mm角に切る 2:ごはんに1とごま油を混ぜ合わせ、好きな大きさに結ぶ (ごはんさんより) 燻製したたくわん「いぶりがっこ」は、チーズとの相性が抜群。今回はごま油を使っていますが、オリーブオイルをからめるのもおすすめ。とっても軽やかな味になります。自分流のアレンジをいろいろ楽しんでくださいね♪

やさしい気持ちになる味噌ベース「とろ〜り納豆スープ」
納豆の発祥の地とも言われる秋田県(※諸説あり)。寒い冬には大きな鍋に納豆汁を作り、家族みんなでいただく習慣があるのだとか。にんじんやさつまいもなど根菜をたっぷりと入れたお味噌汁は、一度にたくさんの栄養がとれます。山菜やきのこを入れるのもおすすめですよ。 【材料】(2人分) ・さつまいも…1/3本 ・人参…1/4本 ・ネギ…1/3 本 ・納豆…1パック ・水…300cc ・味噌…大さじ1 ・和風だし…小さじ1

【作り方】 1:さつまいもと人参は5ミリ幅のいちょう切り、ネギは斜め切りにする。納豆はタレを合わせて軽くほぐしておく 2:鍋に水を入れ、野菜と和風だしを入れて蓋をして火にかける 3:野菜が柔らかくなったら火を止めて、味噌を溶き、最後に納豆を入れてよく混ぜ合わせる (ごはんさんより) 納豆はそのまま入れてもいいですが、刻んだり、すり潰したりすると、味噌汁にも馴染んでするすると口に入ります。粘り気がなくなるので、納豆は最後に入れてくださいね♪
【レシピを教えてもらったのは…】 料理家・ごはんさん WEBや書籍でレシピ監修も行うなど、現在、料理家として活躍中。和洋中とジャンルを問わない幅広いレシピ提案のほか、アジアでの留学経験を活かした本場仕込みのエスニック料理も得意。
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ことりっぷ編集部 写真/小林利穂
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