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2019.06.15
キラキラした海のそばにある古民家で幸せ空気を思いっきりチャージ!鎌倉・長谷「福日和カフェ」
かつては外国人の住まいだったという築74年の平屋建て一軒家をリノベーションした「福日和カフェ」。さわやかな風の吹き抜けるウッドデッキのテラスでは、静かな時間を穏やかに過ごすことができます。海辺のカフェで体も心もリフレッシュされてはいかがでしょうか。
緑に囲まれた一軒家
江ノ電長谷駅から海の方向へ進み、突当りを極楽寺方面へ曲がって食パン屋さんの手前を左折してすぐ
小路のような細い路地を進んだところにあるこじんまりとした民家で、木の塀が続いた先に木製のくぐり戸があります。最近はほとんど見かけないこうした玄関周りは、手入れの行き届いた民家らしく安心感がありますね。住む人のお人柄が伝わり、遠く離れた親戚の家に遊びに行くかのような懐かしさも与えてくれます。
心地いい空気の流れる場所
テラスは愛犬もOK
中に入るとすぐに、ほどよい広さのウッドデッキのテラスが広がります。屋根があるのでお日様がでていても安心、友達との楽しい会話が弾みそう。一人でもお気に入りの本や雑誌をじっくり読むのによさそうです。
オーナーのセンスでよみがえる古民家

「福日和」は造語で、オーナーが両親からプレゼントされた店名
かつての住居に北欧家具を合わせたシンプルさが、古民家の雰囲気とよくあい居心地の良さを引き出しています。のどかな雰囲気でゆったりと味わうことのできる手料理は、隠し味に趣向を凝らした様々な香辛料を使ったオリジナルレシピによるもの。 のんびりした空気とともに味わうと、日ごろのあわただしさを忘れてリフレッシュさせてくれます。
散策で歩き疲れた体に嬉しい特製チャイ
「福日和チャイ」(650円)
もしも魔法の国に行ったら、こんなティーカップが出てきそう……。 そんな事をふと連想してしまいそうなほど大ぶりのティーカップに注がれたチャイ。水を使わずに北海道の濃厚牛乳でじっくり煮出すため、葉の開きやすい細かい茶葉を使います。シナモン、ジンジャー、クローブ、カルダモン、グローブといった香辛料がブレンドされて味わい深く、たっぷりのミルクフォームに浮かぶ八角とピンクペッパーからもいい香りが漂います。暑い時期は冷たいアイスもいいですよ。
あたたかいリンゴのおやつ
「あったかアップルパイ」(650円)飲み物とのセット(1100円)
リンゴと一緒にたっぷりのシナモンとレーズンを煮込んで焼いたアップルパイは、クランブル生地のサクサクした食感も新鮮で、レモン汁を加えることで後味はすっきり。温かくして提供してくれます。
濃厚でまろやかな風味
「ジンジャーエール」(600円)
見るからに濃厚そうなジンジャーエールには、おろしショウガがどっさり! ミキサーでは味が変わってしまうため、ショウガを丁寧に手ですりおろします。そこに奄美諸島産の素焚糖という黒糖と八角、シナモン、グローブ、レモン汁を合わせた自家製ドリンク。炭酸も控えめで、乾いた喉や体にゆっくりとしみわたります。
健康志向のカフェランチ
「ル―ロー飯」(1200円)この日のスープはトマトと玉ねぎ
お昼時のランチにも様々な香辛料が隠し味で使われています。 台湾のソウルフード「ル―ロー飯」は、シイタケとモチ豚をメインに香り高い五香粉と八角、紹興酒で日本人に合うように味付けして食べやすいあんかけに。おいしい日替わりスープつきです。
一日の始まりは朝食から
入り口のガラス戸を引くとオーナー手書きのメッセージ
朝は9時オープンで、土鍋で炊くごはんや自家製の漬物など元気の出そうな食材をつかった朝食もおすすめです。休日の朝、ちょっと早起きして海辺の朝ごはんを食べに行くのもいいですね。
福日和カフェ
フクビヨリカフェ
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高橋真里
Writer
高橋茉弓

おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
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