7つの古寺で御朱印集め♪「尾道七佛めぐり」でより深く町を楽しもう
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7つの古寺で御朱印集め♪「尾道七佛めぐり」でより深く町を楽しもう

レトロな町並みと美しい瀬戸内の風景。坂道と路地の町「広島・尾道」は、多くの人びとを惹きつけてやみません。食べ歩きやカフェめぐりなど、この町を旅する楽しみはさまざまですが、町歩きが好きな方におすすめなのが「尾道七佛めぐり」。7つの御朱印を集めて満願成就を目指す、詩情ゆたかな古寺めぐりコースです。

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町歩きしながら、古寺とご縁を結んでいく「尾道七佛めぐり」

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瀬戸内の海や山々の風景、斜面にひしめく建物が、特徴的な景観を作り出している「広島・尾道」。そんな尾道の町をより深く楽しむことができるようにと、7つの古寺が宗派をこえてご縁を結んで実現したのが「尾道七佛めぐり」です。それぞれのお寺で御朱印をいただいて「満願成就」を目指す町歩きコースで、この町の魅力をより深く楽しむことができます。

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この「尾道七佛めぐり」をはじめる際には、最初のお寺(持光寺)で、専用の朱印色紙(800円)を購入しましょう。この色紙に、それぞれのお寺で御朱印(ひとつ300円)をいただいていきます。7つすべてのお寺で御朱印を集めると、「大願成就」の御朱印が押されて色紙が完成します。 7つのお寺では、それぞれ異なるパワーストーンも販売。これらをすべてつなぎ合わせると「お守りブレス念珠」のできあがり。別途「ブレス念珠の作り方セット(300円)」が必要になりますが、完成すると思い出の品になってくれます。

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七佛めぐりはじまりのお寺「持光寺」

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「尾道七佛めぐり」で、まず最初に訪れるのは「持光寺」。鳥羽法皇の命によって、その子・近衛天皇のご息災を祈願して作られたのだとか。そのため、延命祈願のご利益があるお寺だと言われています。別名「あじさい寺」とも呼ばれ、梅雨の時期には、あじさいの花が美しく咲き誇ります。 見どころのひとつは、裏山の日輪山から切り出された36枚の花崗岩で作られている「大石門」。この門をくぐると寿命が延びるといわれているパワースポットです。

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この「持光寺」で有名なのが「にぎり仏」。棒にさした粘土をぎゅっと握りこんでかたちを作り、それに顔を描くことで仏さまを作ります。これで、世界にひとつだけのマイ仏さまのできあがり。一般客も体験できて、作ったあとはお寺で焼き上げて自宅まで郵送してくれますよ。

持光寺

ジコウジ

clock-icon8:00~16:30(閉門17:00、時期により異なる)
pin-icon無休
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三重塔越しに見る風景が美しい「天寧寺」

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続いて向かうのが曹洞宗のお寺「天寧寺」。本堂の左側に祀られている釈迦の弟子のひとり・賓頭盧(びんずる)の仏像は「さすり仏さん」とも呼ばれ、自分が患っている場所と同じ場所をなでると治ると伝えられています。しっかりお祈りをしてなでてみましょう。 敷地内にある「三重塔」とそのバックに見える風景は、尾道を代表する景観のひとつです。

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尾道水道の絶景が一望できる「千光寺」

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標高140m、千大宝山の中腹にある真言宗のお寺「千光寺」。境内からは、尾道の本州と向島を隔てている尾道水道の絶景が一望できます。別名「赤堂」と呼ばれる本堂は、この地域では珍しい舞台造りの建築物。33年に一度開帳される秘仏・千手観世音菩薩が収められています。

千光寺

センコウジ

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学問の神様・菅原道真ゆかりの「大山寺」

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平安時代の初期にはすでにあったと伝えられている、真言宗のお寺「大山寺」。学問の神様・菅原道真にゆかりがあり、合格祈願のご利益があるといわれているお寺です。 境内には、「21世紀の新三猿像」というユニークな像があります。一般的な三猿像は「見ざる、言わざる、聞かざる」ですが、ここにあるのは、「見てご猿、言うてご猿、聞いてご猿」。世の中を正しく「よく見よう」「よく言おう」「よく聞こう」という願いが込められている像なのだとか。

大山寺

タイサンジ

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大わらじに込められた健脚への願い「西國寺」

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「健脚祈願」にご利益があるとされる真言宗のお寺「西國寺」。このお寺の仁王門には、巨大なワラジをはじめとして、大小さまざまなワラジがところ狭しと奉納されています。坂道の町・尾道で暮らすには、昔から脚が健康であることが大切なことなのだとか。 ここに奉納されているたくさんのワラジは、仁王さまのたくましい脚にあやかろうとする願立ての証なのです。多くのスポーツ選手も参拝しに訪れるそうです。

西國寺

サイコクジ

clock-icon境内自由(内部拝観は10:00~16:30<閉館17:00>)
pin-icon無休
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聖徳太子が創建したと伝えられる「浄土寺」

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616年、聖徳太子が創建したと伝えられている「浄土寺」。足利尊氏が湊川の戦へと赴く際に、戦勝祈願を行ったとされるお寺でもあります。その戦いに勝利したことから、「戦勝祈願」のご利益があるとも。庭園は名勝にも指定されていて、豊臣秀吉ゆかりの茶室「露滴庵」もここにあります。 「奥の院(浄土寺山展望台)」から見下ろす風景は、尾道を代表する風景のひとつ。夕日や夜景が美しいスポットとしても知られています。足を運ぶにはちょっと時間がかかりますが、それだけの価値ある絶景が楽しめるスポットです。

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技芸上達にご利益があるといわれる「海龍寺」

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瑠璃山の麓にたたずむ真言宗のお寺「海龍寺」。ここには、江戸時代の人形浄瑠璃家である文楽と初代・竹本弥太夫の墓があります。そのふたりにあやかって、境内にある「お経の塚」を両手でなでながら念じると、技芸上達にご利益があるといわれています。 ここが「尾道七佛めぐり」を締めくくるお寺。7つの御朱印を集めると、このお寺で「満願成就」の御朱印と色紙を飾れる掛け軸がプレゼントされます。

海龍寺

カイリュウジ

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尾道をより深く楽しめる、おすすめの古寺めぐりコース♪

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レトロな町並みは散策にもぴったりな広島・尾道。ここを町歩きするならおすすめなのが「尾道七佛めぐり」です。歴史ある7つの古寺とご縁を結びながら、尾道らしい景色が楽しめる散策コース。すべてのお寺をめぐると手に入る「満願成就」の御朱印色紙と掛け軸は、かたちとして残る思い出の品となってくれます。 所用時間は、7つのお寺だけをめぐるなら3時間くらい。途中にあるカフェで休憩したり寄り道したりするなら大体5〜6時間くらいです。お寺は夕方には閉まってしまうので、1日コースなら朝早め(9時くらい)に出発するのがよいでしょう。

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「ネコノテパン工場」の販売スペース

尾道の古い町並みを歩いていると、途中でいくつかのカフェやパン屋などのお店を見つけられます。もし気になったお店があったら、ふらりと立ち寄ってみましょう。カフェは尾道らしい古民家を使ったところが多くどこも魅力的。どこかで休憩タイムをとってみるのもおすすめです。

ネコノテパン工場

ネコノテパンコウジョウ

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