108
2020.10.30
週3日オープン!キッチンカーから生まれた小さなプリン専門店「ぷりんやNotari」
東海エリアのマルシェや手作り市に出店し人気を集めてきたプリン専門店が、地元の人々にも楽しんでもらいたいと愛知県春日井市に実店舗をオープンさせました。木のぬくもりを活かした店内には常時15種類以上のプリンが並んでいて、八丁味噌や日本酒など、どんな味か気になるものも。プリンパフェやブリュレプリンなど、プリンから生まれたさまざまなスイーツも楽しめますよ。
ガレージスペースのあるアンティークなお店
愛知県春日井市の郊外、JR勝川駅からは徒歩20分ほどの場所に店を構える「ぷりんやNotari」。キッチンカーでイベントに出店しプリンを販売している太田さん夫婦が始めた、週3日限定でオープンしているプリンの専門店です。40年以上前から続く喫茶店を譲り受けて改装したというお店は、真ん中に壁を作って新しく入口を作り、その前にモザイクタイルを敷き詰めたガレージのような空間があります。
お茶やお酒、季節の食材など20種類以上ある創作プリン
お店に入るとショーケースにはプリンがずらりと並んでいて、人気の「なめらかぷりん」は15種類ほどあり、抹茶やほうじ茶、玄米茶、ルイボスティーなどお茶だけで何種類もあります。「なめらかぷりん」以外にも昔懐かしい固め食感の「カスタードプリン」や牛乳のプリン「パンナコッタ」も。季節のフルーツを添えたパンナコッタは卵が食べられない人のためにと作り始めたものなのだそうです。
「なめらかぷりん」(1個300円~)
「なめらかぷりん」は、日本酒やラム酒など、お酒を使ったものもあり、こちらは大人の味わい。30分以上じっくり低温で時間をかけて蒸しあげているので、お酒を入れたプリンのアルコール分はほとんど飛んでいますが、風味や香りはしっかり残っています。地元愛知の八丁味噌を使ったプリンは、味噌がプリンの甘さを引き立て、ハマる人も多いのだとか。ピーナツやピスタチオは、ナッツのピューレを贅沢に配合しています。
プリンをテーマにさまざまなスイーツを創作
「コーヒーゼリーソフト」(650円)と「プリンシェイク」(500円)
プリンから生まれたスイーツもいろいろあり、プリン味のオリジナルソフトにカラメルソースを添えた「プリンソフトクリーム」は、キッチンカーでも人気のスイーツ。プリンソフトにコーヒーゼリーやグラノーラを入れた「コーヒーゼリーソフト」は、焼き菓子の添えられていて、味わいも食感も楽しい一品です。さらにここでしか食べられない、プリンアラモードやカタラーナ、クレームブリュレなどあり、どれもテイクアウトができます。
マルシェの楽しさがお店の原動力
作り手と直接話しができ、その思いに触れることができる手作り市やマルシェ。その魅力にハマったことがお店を始めるきっかけだったと話す太田さん。自分のお店を持った今も毎週のようにキッチンカーで出店していて、店内にはマルシェで見つけた美味しいものも並んでいます。
マルシェが中止になったしまった時期は自宅の駐車場でキッチンカーを広げ、マルシェで出会った人々も呼んで商品を販売したこともあったとか。自身のお店ができたことで、そんなマルシェで出会った品々を委託販売し、こだわって美味しいものを手作りする人々を応援したいと考えています。 プリンをきっかけに、さまざまな人と美味しいものが集まる「ぷりんやNotari」。美味しいプリンや食べ物との出会いを楽しみに、ぜひ足を運んでみてくださいね。
ぷりんやNotari
プリンヤノタリ
※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。
田口真由美
Writer
田口真由美
好物は古いものと発酵したもの。名古屋を拠点に町や人、美味しいものを訪ねる日々を過ごしています。
スイーツ・お菓子
の人気記事
の人気記事