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2021.08.27
なめらかとサクサクの2つの食感がたまらない/生スイートポテト専門店「OIMO 二子玉川店」
三軒茶屋で昨年開店して話題を集めた「OIMO(オイモ)」が、今年6月に2号店を二子玉川にオープン。こちらのスイートポテトは焼かずに仕上げられているので、ペーストがクリーミーでなめらか。底にサクサクのパイ生地が敷かれ、2つの対照的な食感が楽しいです。オープンに合わせて新発売された「バタークリームサンド」もサクサクですよ。
さつまいもで作ったオリジナルスイーツのお店
現在2店舗を展開。首都圏の駅構内や商業施設で期間限定のポップアップストアも出店
「OIMO 二子玉川店」は、東急田園都市線二子玉川駅から徒歩6分。石畳が続く花みず木通りにあります。周辺には緑が爽やかな遊歩道が伸び、さんぽがてら立ち寄る人もいます。 老若男女に愛されるスイートポテトを新しいスイーツに進化させて楽しんでもらおうと、材料や作り方、形、フレーバーのバリエーションにこだわり、「生スイートポテト」を完成。毎日、三軒茶屋にあるキッチンで作られた定番8種類、季節限定2種類が届きます。
生スイートポテトをメインに安納いものプリンやシュークリーム、紅いものモンブランなども並ぶ
多くのスイートポテトはオーブンで焼き上げますが、こちらでは急速冷凍で仕上げ、そのままの状態で販売。食べるときに室温で30分解凍するとなめらか食感を味わえ、5〜15分の解凍だとヒンヤリ、レンジで30〜40秒加熱すればネットリと食感の変化も楽しめます。 千葉産の紅あずまや宮古島産の紅いもを一定の環境でじっくり熟成。自然の甘みを引き出したものをフレーバーによって使い分け、本来の甘みをいかすように砂糖の量は最小限。ワンハンドで食べやすく、お腹にちょうどよくおさまるサイズに成形しています。
フレーバーごとのさまざまな味わいも魅力
生スイートポテトの「抹茶」「ラムレーズン」「ブリュレ」「紅いも」/すべて1個325円
定番は、さつまいもに生クリームやバターを加えてミルキーに仕上げた「プレーン」、紅いもの上品な風味をいかした「紅いも」など。一番人気は表面にかけた砂糖をバーナーで焦がし、さつまいもとほろ苦いキャラメルの相性のよさがよくわかる「ブリュレ」です。 和菓子のような味わいの「抹茶」は、お茶とともに食べるのもおすすめ。芳醇な甘みと大人の香りが漂う「ラムレーズン」は、ワインと合わせてもいいかも。季節限定は、春は桜、夏は瀬戸内レモン、秋はマロン、冬はベリー&クリームチーズなどが登場します。
パイ生地のビター感や塩気もやみつきになる「バタークリームサンド」(380円)
バターの風味が豊かで生スイートポテトをリッチな味わいにしているパイ生地は、248層にも折り込まれ、香ばしくて口あたりが軽く、パリパリサクサクです。 「バタークリームサンド」は、キャラメリゼしたパイ生地で生スイートポテトのペーストやさつまいも入りホイップバタークリームを挟んだもの。よりほろ苦く香ばしくなったパイ生地のサクサク感とペーストやクリームのなめらかさが口の中で重なり合います。
パイ生地入りの“飲む生スイートポテト”もぜひ
濃厚ながらサラサラとした口あたりの「クリームスムージー 紅いも」(550円)。プレーン味もある
底にパイ生地が敷き詰められ、“飲む生スイートポテト”といわれている「クリームスムージー」もおすすめ。店頭のテラスにある椅子で、さつまいもの自然の甘みをゴクゴクと味わいながら、なめらかサクサクを体験していく人もいますよ。 生スイートポテトは好みのフレーバーを箱に詰め合わせられるので、手みやげにも好評。日持ちするため多めに購入し、毎日一つずつ楽しむ人もいるそうです。フレーバーが豊富で解凍や加熱によって食感も変わるので、いろいろと食べ比べてみてくださいね。
OIMO 二子玉川店
オイモフタコタマガワテン
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森田奈央 撮影:雪岡直樹
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