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2021.08.23
美術館のような空間で黒いフルーツ大福を。熊本城下町「虎之助」オープン
2021年8月8日、熊本の城下町に新和菓子ブランド「虎之助(TORANOSUKE)」がオープンしました。 肥後漆喰を取り入れたまるで美術館のような空間に、黒い「フルーツ大福」や黒いクッキー生地の「羊羹サンド」など、黒にこだわった新感覚の和菓子が並びます。

熊本城の城下町で珈琲回廊が手がける新和菓子ブランド

「虎之助」を手掛けるのは、熊本城の城下町にて築120年の町屋をリノベーションした珈琲豆家・珈琲回廊(コーヒーギャラリー)。約11カ国20種類の豆を取り扱っており、注文を受けてその場で生豆から焙煎しているほか、奥には喫茶スペースを配置しており 、心地いい町家の空間を体験できます。
珈琲回廊(コーヒーギャラリー)
URL:https://www.coffeegallery.online/

熊本城をモチーフにした、美術館のような店舗

「虎之助」の名称は、熊本城を築いた加藤清正の幼名を冠したもの。城下町の面影残る歴史ある街で、現代的要素を取り入れながら、新しい街の価値を創造するというコンセプトの元オープンしました。 店内は、日本三名城の一つである熊本城が、黒く塗られた外壁が印象的であることから、肥後漆喰を取り入れ、黒を基調とした空間が広がります。

店内の壁は鏡面で、和菓子一点一点が錫のキューブに展示されており、まるで美術館のような空間を楽しむことができます。

新感覚の「黒い」和菓子が登場

「虎之助」では、商品も黒にこだわった新感覚の和菓子が並びます。 黒いクッキー生地で羊羹を挟んだ「羊羹サンド」は、和と洋を融合させたものです。種類は、檸檬・抹茶・小豆の3種類が登場します。

さらに、熊本城の肥後漆喰をモチーフに、黒い求肥でフルーツを包んだ大福も発売されます。あんことの相性が抜群の無花果や、定番の苺大福である苺をはじめ、キウイ、蜜柑、輝萄の5種類が並びます。 まるで美術館のような空間で、黒い和菓子の新しい魅力を体験してくださいね。
虎之助
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