【群馬県】名湯の温泉地で紅葉に癒される「伊香保温泉」

榛名山の中腹にある群馬県の「伊香保温泉」は、硫酸塩泉の「黄金の湯」と無色透明な「白銀の湯」の2種類の泉質の名湯にゆったりと癒される温泉地。石段街には温泉旅館やおみやげやさんが建ち並び、どこか懐かしい温泉情緒を感じます。浴衣でそぞろ歩きすれば、日々の疲れも癒えてしまいそう。 紅葉を楽しむなら、伊香保温泉源泉付近の朱塗りの太鼓橋「河鹿橋」へ。色づき始めは10月下旬から見頃は11月初旬頃で、かえでやもみじ、くぬぎ、うるしが圧巻の美しさ。10月26日（火）から11月14日（日）までは紅葉ライトアップが予定されています。

【栃木県】広大な湿原に映える紅葉「戦場ヶ原」

栃木県の奥日光に広がる「戦場ヶ原」は、400ヘクタールの面積を誇る日本有数の湿原です。ぐるりと湿原を囲むような自然探求路は、２時間ほどのハイキングコースに。多くの野鳥をはじめ、350種類も自生する四季折々の植物を眺めることができます。 草紅葉や木々の紅葉は見頃を迎えています。男体山を背景に湿原を見渡せる展望ポイントも設置されているので、美しい紅葉を楽しんで。

【茨城県】風景画のような美しい紅葉「袋田の滝」

茨城県にある国の指定名勝「袋田の滝」は、日本三名瀑のひとつに数えられる美しい滝。高さ120m、幅73ｍを誇り、大岩壁を四段に流れることから「四度（よど）の滝」とも呼ばれています。 春は新緑、夏は涼を求めて、秋は色鮮やかな紅葉、冬は氷結の静寂に包まれる四季折々の景観は圧巻ですが、特に秋の紅葉は見事です。赤や黄色の木々が滝を彩り、まるで風景画のような美しさは感動的。10月30日（土）から2022年1月31日（月）までライトアップイベントも開催。例年の見頃は11月上旬から中旬。

【千葉県】渓谷の紅葉が楽しめる名所「養老渓谷」

千葉県の大多喜町や市原市を流れる養老川とその支流沿い、温泉郷など多くの景勝地が集まる「養老渓谷」は、美しい紅葉の名所として親しまれています。紅葉の見頃は例年11月下旬から12上旬頃まで。関東では最も遅い時期に紅葉が楽しめるのが魅力です。 全長100ｍの名瀑「粟又の滝」をはじめ、養老温泉街の中の遊歩道「中瀬遊歩道」など紅葉の名所もたくさん。深紅のもみじが美しい「筒森もみじ谷」は12月初旬頃まで楽しめますよ。

【東京都】水面に写る紅葉が楽しめる「御岳渓谷」

東京都の「御岳渓谷」は、奥多摩の自然が作った多摩川沿いの渓谷。JR御嶽駅を中心に、多摩川の両岸の4ｋｍほどが整備された遊歩道があり、渓谷美はもちろん、日本名水百選に選ばれた美しい清流を眺めながらの散策は、秋を感じるひとときが過ごせそう。 紅葉の見頃は、11月中旬から下旬。近代日本画の巨匠・川合玉堂の作品を展示する「玉堂美術館」をはじめ、美術館や記念館が点在するので、水面に映る紅葉を眺めながら、のんびりと巡ってみるのも楽しそう。

【埼玉県】幻想的な紅葉ライトアップも「月の石もみじ公園」

埼玉県長瀞町にある「月の石もみじ公園」は、埼玉県立自然の博物館に隣接する公園。2000㎡の園内には、いろはもみじをはじめ、くぬぎやもみなど多くの落葉樹が植えられていて、色とりどりの紅葉が楽しめる名所として知られています。 見頃は11月中旬から下旬頃まで。11月12日（金）から23日（火）まで「紅葉ライトアップ」も実施されます。昼とは違った表情を見せる、幻想的な夜の紅葉は必見です。

【東京都】黄金色が美しいイチョウのトンネル「国営昭和記念公園」

立川市と昭島市にまたがる東京都の「国営昭和記念公園」は、総面積約180ヘクタールもある広大な国営公園。園内は四季折々のさまざまな花や緑が美しく、季節ごとのイベントが開催されるのも魅力です。 例年は11月上旬頃から紅葉が楽しめ、黄金色のイチョウのトンネルが美しい「かたらいのイチョウ並木」は秋の風景を満喫できるスポット。垂れ下がる実が鈴に似ているといわれる西立川サイクル周辺のモミジバスズカケノキをはじめ、日本庭園のかえで類の紅葉など、秋色に染まる公園散策はいかが。