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2022.07.08
圧倒的な自然美に感動!一生に一度は行きたい、西オーストラリア州の絶景スポット【プレゼントも♪】
オーストラリア大陸の西側3分の1を占める広大な西オーストラリア州。旅をするならパース郊外にも足を延ばし、ピナクルズやウェーブロックをはじめとする壮大な自然の造形美を体感してみませんか? 海の世界遺産ニンガルーコーストではジンベエザメやクジラ、マンタなど、珍しい海の動物たちと一緒に泳ぐ貴重な体験もできます。 記事の最後にはアンケート&プレゼントもご用意しています。ぜひチェックしてみてくださいね♪

まるで月面を歩いているような気分に!奇岩群「ピナクルズ」

砂漠の中に奇岩が林立するピナクルズ
パースから北へ250㎞の場所に広がるナンバン国立公園は、自然が造り上げた奇岩群のピナクルズが見られることから多くの観光客が訪れる人気スポット。広大な砂漠に無数の奇岩がニョキニョキと乱立する姿は、まるで別世界に迷い込んだような光景です。 「荒野の墓標」とも呼ばれるピナクルズは、太古の昔、ここが海の底だった頃に貝殻などが堆積した石灰層が隆起し、風雨による浸食で現在のような姿になったといわれています。今も続く侵食によって少しずつ姿を変えるピナクルズは、まるで砂漠に置かれた彫刻のようです。夕暮れ時にピナクルズを訪れるサンセットツアーも人気。一面が夕陽に染まる光景は、息をのむほど幻想的です。

見渡す限りの真っ白な砂丘
ランセリン砂丘は、パースからピナクルズを訪れるツアーのほとんどが途中で立ち寄る場所です。どこまでも広がる真っ白な砂丘をバギーで走ったり、ボードを使って急斜面を滑り降りたりと、スリリングなアクティビティが楽しめます。

巨大な一枚岩「ウェーブロック」

巨大な波が今にも崩れ落ちそうな形のウェーブロック
ピナクルズと並ぶ人気の観光地ウェーブロックは、27億年前に形成された高さ15m、長さ110mの巨大な一枚岩です。押し寄せる波のような形をした不思議な巨岩は、風雨や砂の浸食によって削られてできたもの。まさに自然が造り出した芸術です。ウェーブロックの頂上からは、どこまでも続く雄大なオーストラリアの地平線が見渡せます。

カバが口を開けたような形の奇岩ヒッポズ・ヨーン
ウェーブロックから1kmほど離れたところにある巨岩のヒッポズ・ヨーンは、カバがあくびをしているように見えることからこの名前が付きました。 先住民アボリジナルが描いた壁画や、多くの手形が残されているマルカズ洞窟では、この地に伝わる先住民の歴史や文化を肌で感じることができます。

大地のエネルギーを感じる、西オーストラリア州固有の「ワイルドフラワー」

(左)バンクシア(右上)西オーストラリア州の州花レッドアンドグリーン・カンガルーポー(右下)エバーラスティング
西オーストラリア州はワイルドフラワーの宝庫としても知られています。ワイルドフラワーとは、さまざまな自然環境の中で自生する野生の花の総称で、西オーストラリアには12000種類が自生。そのうちのおよそ8割が西オーストラリア州の固有種です。毎年、7月から12月中旬にかけて、いたるところで色とりどりのワイルドフラワーが咲き乱れます。 カンガルーの手のような形をしたカンガルーポーや、円筒状のバンクシアなど、個性的で野性味あふれるワイルドフラワーの人気は高く、ワイルドフラワーをめぐるツアーも数多く催行されます。

郊外に広がるエバーラスティングの花のカーペット
ワイルドフラワーの名所としては、パースにあるキングスパークが有名ですが、郊外の国立公園やロットネスト島でも見ることができます。ワイルドフラワーの見頃の場所へ案内してくれる花めぐりのツアーに参加するのもおすすめです。

かわいいイルカやペンギン、アシカにも出会える「ロッキンハム」「ペンギン島」へ

ドルフィンスイムは9月中旬から6月初旬まで
パースから南へ約45分、インド洋沿いに位置するロッキンハムは、野生のイルカやアシカと一緒に泳いだり、シュノーケリングを楽しんだりと、海のアクティビティが楽しめる人気のビーチリゾート。周辺には200頭以上のイルカが生息し、ボートが近づくと寄ってくる好奇心旺盛な姿を見ることができます。

島のビジターセンターでペンギンのエサやりが見られる
ロッキンハムから船で5分のペンギン島は、小さな島全体が自然保護区。約1200頭のリトルペンギンやアシカ、ペリカンなど、50種類以上の野生の海洋生物が生息しています。

イルカやジュゴンも暮らす世界遺産「シャークベイ」

毎日決まった時間帯に野生のイルカがやってくるモンキーマイア
パースから北へと延びる海岸線コーラルコーストにあるシャークベイは、野生のイルカが毎朝ビーチにやってくるモンキーマイアや、貝殻でできたシェルビーチなどで知られる場所。ジュゴンの世界最大の生息地でもあり、約1万頭のジュゴンが周辺の海に暮らしています。最近では、シャークベイの海中で約200㎢もの範囲を覆う巨大な海草が発見され「地球上で最も大きな植物」と研究者を驚かせました。

白く見えるのは、砂浜ではなく一面の貝殻
シェルビーチは、文字通り砂の代わりに貝殻で埋め尽くされているビーチのこと。 この貝殻の浜辺は、なんと約110㎞も続きます。近くにあるデナムの街には、この貝殻を使って建てられたレストランや教会などが残っているので、一緒に訪れるのもおすすめです。 ハメリンプールは、35億年前から生息する「地球最古の生物」ストロマトライトが見られることで知られています。今でも年に0.3mmずつ成長し、干潮時には岩のような姿が見られます。

ジンベイザメ、クジラやマンタと泳げる世界遺産「ニンガルーコースト」

毎年3月中旬〜7月にかけてニンガルーコーストにやってくるジンベイザメ
260㎞にわたって続く世界最大級のサンゴ礁があるニンガルーコーストは、ジンベイザメと泳げる世界屈指のスポット。シュノーケリングでできるジンベイスイムは、一生に一度はやってみたい貴重な体験です。世界のダイビングスポット、トップ10にランクインしているネイビーピアは、ダイバーにとって憧れの地として知られています。

マンタと泳ぐツアーは1年を通して開催されている
また、ニンガルーコーストは、2023年4月20日の金環皆既日食を見る世界でも最高のスポットとされ、大変注目されています。

一生に一度は見たい絶景がまだまだあります

(左)カンガルーがビーチに遊びに来るラッキーベイ(右)水中の藻が太陽の光を受けてピンク色に輝くヒリアー湖
南部のエスペランス近郊にあるヒリアー湖は、国内に数あるピンクレイクの中でも特に美しいといわれる湖。シーニックフライトで空から眺めると、美しいピンクの湖面が見渡せます。エスペランスから約50kmのラッキーベイでは、白い砂浜のビーチでのんびりと日光浴をする野生のカンガルーの姿に癒されます。

オレンジと黒の縞模様が珍しい奇岩バングルバングル
世界最後の秘境と呼ばれている世界遺産パヌルル国立公園のバングルバングル。約40年前まで、他に類を見ないこの縞模様の奇岩群の存在を知っていたのは先住民アボリジナルだけでした。現在は、遊覧飛行や4WDで行くツアーなどで、圧巻の光景を見ることができます。

人気の撮影スポット、ネイチャーズウィンドウ
パースから北へ580kmの場所にあるカルバリ国立公園では、4億年前から堆積した峡谷の絶景を見ることができます。特に、雨風の侵食によって自然の窓のような形になったネイチャーズウィンドウから望む景色は圧巻です。

カリジニ国立公園内では透明度の高い泉で泳ぐこともできる
パースの北東約1400㎞に位置するカリジニ国立公園で見られる地質は、地球上で最も古いといわれています。いくつものウォーキングコースが整備され、ダイナミックな渓谷や滝、豊かな水をたたえる泉など、圧倒的な自然美に出会えます。

コーラルコーストの内陸に位置するマウントオーガスタスは、世界最大の一枚岩。その大きさはなんとウルルの2倍以上! 圧倒的な大きさをぜひ体感してみてください。7月からは、マラマラというワイルドフラワーが周辺の赤土を覆い尽くし、美しい光景を作ります。
いかがでしたか? パースの郊外には、巨大な奇岩群や珍しい海の生き物に出会える世界遺産など、一生に一度は見たい大自然の絶景がいくつもあります。地球のエネルギーを感じる場所へ出かけてみませんか?
西オーストラリア・パースについてもっと詳しく知りたい方はこちらへ♪

【アンケート&プレゼント】抽選5名様にトートバッグプレゼント♪

アンケートにお答えいただいた方の中から、抽選で5名様に「ANA x 西オーストラリア州政府観光局 パース・キャンペーン特製トートバック」をプレゼントいたします。みなさまのご応募をお待ちしております♪ 賞品名:ANA x 西オーストラリア州政府観光局 パース・キャンペーン特製トートバック 応募期間:~7月28日(木)まで 賞品の発送:8月上旬 ※当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。
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小野澤啓子 写真提供:西オーストラリア州政府観光局
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