【京都・嵐山】保津川を望むホテルのカフェ「茶寮 八翠」

緑に溶け込むような保津川の水面が目の前に。テラス席も心地よい

平安の時代から貴人に愛されてきた景勝地・嵐山。嵐電・嵐山駅から徒歩6分ほどの「翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都」の敷地内にある「茶寮 八翠（さりょうはっすい）」は、宿泊客以外も予約すれば利用できるカフェです。築100年を超える歴史的建造物を生かした建物は、大きな窓いっぱいに保津川の景色が広がる“嵐山の特等席”です。

人気の「翡翠もち」。きな粉と黒糖シロップつきで好みの味に仕上げられる

【大阪・北浜】川越しに重要文化財を望む「&ISLAND」

大阪・北浜の土佐堀川に面し、テラス席もある「& ISLAND（アンドアイランド）」。対岸の正面に見えるのは、ネオルネッサンス様式が美しい「大阪市中央公会堂」。1918年の竣工以来、大阪の文化の発展に関わり、2002年には国の重要文化財となりました。 メニューはドリンクから食事まで豊富。サンドイッチやローストビーフ丼、シュラスコ、クラフトビールなどが揃い、どの時間に訪れても美しい景色と美味を楽しめます。

【奈良・十津川】特別名勝の渓谷に建つ「瀞ホテル」

ホテルがあるのは渓谷の下流で「瀞八丁（どろはっちょう）」とも呼ばれるエリア

奈良・三重・和歌山の3県にまたがる国の特別名勝「瀞（どろ）峡」。奈良県十津川村の断崖絶壁に建つ「瀞ホテル」は、100年以上前に材木を組んで大渓谷を運ぶ「筏（いかだ）師」の宿として開業し、昭和初期から現在の名となりました。先代の亡きあと休館していたのを、ここで生まれ育った現オーナーが改修。食堂＆喫茶としてよみがえりました。

現在は食事（予約制）と焼き菓子、ドリンクなどの喫茶メニューを提供（写真は記事掲載時のもの）

【兵庫・城崎】「城崎珈琲 みはらしテラスカフェ」

山頂まではロープウェイでもハイキングコースでもたどり着ける

兵庫県を代表する温泉のひとつで“関西の奥座敷”とも呼ばれる「城崎（きのさき）温泉」。温泉街の西側の大師山の山頂にある「城崎珈琲 みはらしテラスカフェ」は、温泉街や円山川、その先に日本海を望みながら極上のコーヒーを楽しめるお店です。

店内は木をふんだんに使った山小屋のような温かい雰囲気が魅力