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2022.09.02
盛岡で食べたい盛岡冷麺4選。つるつる麺、コクのあるスープ、ピリ辛キムチの絶妙な味わいを堪能
わんこそば、盛岡じゃじゃ麺に並び、盛岡三大麺のひとつとして知られる盛岡冷麺。 もっちりと弾力のある麺にコクと深みのあるスープ、そしてピリッと効くキムチが絶妙なバランスを織りなす盛岡冷麺は、一度味わえばクセになりそうな、盛岡グルメの代表格です。 JR盛岡駅から徒歩や循環バス「でんでんむし」でアクセスしやすく、観光でのランチや夜ごはんでぜひ味わいたい、おすすめの盛岡冷麺をご紹介します。いずれも焼き肉屋さんですが、冷麺のみの注文でももちろんOKですよ。
盛岡と冷麺の歴史
朝鮮半島北部生まれの冷麺。1954(昭和29)年、盛岡に移住してきた青木輝人さんが「食道園」をオープンさせる際、辛みのない平壌冷麺と青木さんの故郷・成興(ハムフン)の辛みのある冷麺をミックスして作ったのが始まりです。 これが評判をよび、次第に冷麺を出す焼き肉店や食堂が増加。いつしか盛岡は冷麺の町となりました。
清涼感のあるスープが魅力。盛岡冷麺発祥の店「食道園」
平壌冷麺950円
平壌の流れをくむこの店の冷麺は、開店当時から半世紀、変わることない職人のこだわりが感じられます。元祖の名にふさわしく、牛骨と牛肉、鶏ガラからていねいに作られたスープが、のどごしのいい麺にからむ逸品です。
落ち着いた雰囲気の店内
食道園
ショクドウエン
盛岡の玄関口でいただくこだわりの冷麺「盛楼閣」
盛楼閣冷麺1000円
3日以上かけて、ていねいに作ったスープ、日によって微調整を行なう麺打ち、辛さと歯ごたえを追求したキムチ……と、職人さんたちの技が光るこだわり満載の冷麺。極上の焼き肉とともに楽しみたい一杯です。
個室もあり、くつろぎながら食事ができる
盛楼閣
セイロウカク
明治32年創業の精肉店。直営焼肉店が生む深い味わい「肉の米内」
冷めん900円
前沢牛指定店が作るすべて手作りの冷麺は、わずかに白っぽいスープが特徴。前沢牛をじっくり煮込んだスープとキリリと冷えた歯ごたえ充分の麺、オレンジがかった色合いの特徴あるキムチとの相性は抜群です。
店内では前沢牛の焼肉も楽しめる
肉の米内
ニクノヨナイ
地元ファンに愛される奥深い老舗の味「大同苑」
冷麺990円
1965(昭和40)年創業の老舗。牛すじ、牛骨、鶏ガラなどをじっくり煮込んで作ったスープ、太めでつるりとした食感のある麺、おいしい自家製キムチが織りなす冷麺は、地元ファンが多いことで知られています。
繁華街にあり、深夜まで冷麺が味わえる
大同苑
ダイドウエン
盛岡三大麺のひとつ・盛岡冷麺はいかがでしたか?コクのあるスープとキムチが織りなす絶妙な味わいを、ぜひ堪能してくださいね。
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