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2022.11.10
読書するために泊まるホテル「BOOK HOTEL 神保町」オープン。「わたしの本」を見つける、1泊2日の読書体験
2022年10月26日、「本を読むこと」が旅の目的となるホテル「BOOK HOTEL 神保町」が、本の街・神保町にオープンしました。 コンセプトは「『わたしの本』を見つけるホテル」。ブックマッチングサービスで本との素敵な出会いを体験できるほか、各フロアには異なるテーマの本棚が用意されており、その時の気分で本を選ぶことができます。またグランドオープンにともない、「毎日が読書会」がテーマの“ BOOK BAR”が新設されました。
「本を読むこと」が旅の目的となるホテル
2021年12月にプレオープンし、今回グランドオープンした「BOOK HOTEL 神保町」は、「『わたしの本』を見つけるホテル」をコンセプトに掲げています。ただ宿泊するだけでなく、「本を読むこと」が旅の目的となるホテルを目指しています。 グランドオープンに伴い、フロントスペースを拡張し、バーを併設しました。プレオープンで得た、ゲストの読書傾向や好きなジャンルを活かしながら、「読書するために泊まるホテル」の運営が進められています。
また2022年9月1日からは最上階にて、プライベートサウナ付き客室「MANGA ART ROOM, JIMBOCHO」がオープンしています。 2022年11月30日までの期間限定で、少年ジャンプ+にて連載中の『ダンダダン』とのコラボレーションを実施中です。
「MANGA ART ROOM, JIMBOCHO」公式サイトはこちら
本好きスタッフ独自の切り口でキュレーション「BOOK SELECTION」
ホテルの1階には、宿泊ゲスト以外も利用できるスペースとして、「BOOK SELECTION(ブックセレクション)」を設けました。(営業時間8:00〜22:00) これまでに特に人気があったジャンルを、本好きスタッフ独自の切り口で「本」「音楽」「食」「お酒」「旅」をテーマに、キュレーションしました。 それぞれの本には、読後どんな気持ちになれるのか、どんな人にオススメなのか、といったコメントがついています。宿泊ゲストは、一度に3冊まで部屋に持ち込みが可能です。 フロントの一部には、姉妹店である「MANGA ART HOTEL, TOKYO」の漫画も設置しています。本やマンガ好きが集い、繋がることのできる場所を目指しています。
<1階フロア選書一覧> PAGE1「本と、出会う」 PAGE2「わたしたちをつくった本」 PAGE3「音楽のある生活」 PAGE4「あしたに乾杯!」 PAGE5「食べることは生きること」 PAGE6「日常を脱出する」
セレクトした本を「お通し」のように紹介「BOOK BAR」
ホテルの1階には、“ BOOK BAR”を新設。店名は「ing.(イング)」 、コンセプトは「毎日が読書会」です。 店名には、過去や未来に捉われすぎず、「今」を大切に歩んでほしいという願いが込められています。 BARとはいっても、主役はあくまで本。 毎日1冊ずつスタッフがセレクトした本を、まるで「お通し」のように紹介します。「ing.」では、それらの本を介して会話をしたり、感想を言い合ったりできるような、アウトプットの場となる空間づくりを目指しています。
さまざまなジャンルの本が並ぶ客室
MANGA ART ROOM 白の洞窟
客室の中にも、スタッフセレクトのさまざまなジャンルの本が並んでいます。 年代・性別問わず楽しめる話題書を中心に、仕事や恋愛、人間関係など、さまざまな悩みにアプローチすることができる本が用意されています。 ゲストからは、「気になっていた1冊がお部屋にあって運命を感じた」「普段はあまり本を読まないのに、テレビを一度もつけずに読みふけってしまった」などと感想が多数寄せられています。お部屋によって全くテイストが違うので、何度訪れても違う楽しみ方ができます。
MANGA ART ROOM 黒の洞窟
また、SNSの世界から離れ、読書に没頭する時間を提供する「デジタルデトックスルーム」や、ついついお腹が空いてしまうような、食にまつわる本やマンガをセレクトした「食について考える部屋」などのコンセプトルームや、期間限定のコラボルームも備えられています。 <各フロアの本棚> それぞれのフロアにテーマがあり、その時の気分でさまざまな階で本を選ぶことができます。 フロアガイド 1階: わたしの本を見つける。 2階: 恋に恋して。 3階: 今日は泣きたい気分。 4階: ええ、エッセイ。 5階: 考えて、考えて、考える。 6階: ライフスタイルを整える。 7階: 私も気分はゲイノウジン。 8階: 本で旅行気分。 9階: 徹夜でミステリー! 10階:やさしい気持ちになりたくて。 11階:ビジネス書どどぉーん! 12階:MANGA ART ROOM, JIMBOCHO
1〜2名用の「スタンダードダブルルーム」は、大きなワイドダブルベッドが特徴。一人でも二人でも、ゆったり余裕のある広さが魅力です。 お部屋には、くつろぎながら読書ができる2人がけのソファが設置されています。また、ちょっとした作業をするにはぴったりなミニテーブルも付いています。
1〜4名用のお部屋「スーペリアツインルーム」は、仕事や勉強に便利なデスク付きで、テレワークにもぴったり。 ベッドは大きめのシングルベッドが2台備えられており、家族や友人で広々と利用することができます。
1〜4名用のお部屋「リラックスツインルーム」の魅力は、何と言っても「マッサージチェア付き」だということ。イベント後や仕事終わりの疲れた体を存分に癒してくれます。 ベッドは「スーペリアツイン」と同様、大きめのシングルベッドが2台設置されています。
ブックマッチングサービスやブックペアリングなどの「BOOK サービス」も
<ブックマッチングサービス>(無料) 「ブックマッチングサービス」は、宿泊日の2日前までに回答された事前アンケートの結果をもとに、スタッフが選書するサービスです。 アンケートでは、好きな作家、ジャンルの他にも興味分野、最近の悩みや目標などを掘り下げていきます。そして、それらをもとに、悩みの解決につながりそうな本をセレクトしています。 <「366BOOKS…」>(無料) 1階エレベーター前には、誕生日をイメージした文庫本が366冊ずらりと並んでいます。読書入門にぴったりの本ばかりなので、あまり読書をされない方にもおすすめです。おみくじ感覚で利用できます。 そのほか、タイトルを隠した本を4つのテーマから選び、コーヒーとチョコレートと共に味わうおすすめのアクティビティ「ブックペアリング」ほか、「ブックカウンセリング」「神保町ブックツアー」などの有料サービスも提供されています。 * * * 詳細は、公式サイトをご覧ください。 「本を読むこと」が旅の目的となるホテルを、この機会にぜひ体験してくださいね。
BOOK HOTEL 神保町
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