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2022.12.25
【iPhone・スマホカメラレッスン】~初日の出もすてきに撮れる♪何気ない景色が輝きだす「逆光」に挑戦~
簡単に習得できて、すぐに使えるiPhoneやスマホの撮影テクニックを写真教室「たのしいカメラ学校」主催の矢島直美さんが伝授!今回は写真がグッと印象的になる「逆光」に挑戦。繊細な光が美しい「逆光」は、写真の表現として覚えておきたいテクニック。もうすぐ新年を迎えます。初日の出の撮影にトライしようと考えている方にも応用できる必見テクがたくさんです。
光の美しさが際立つ「逆光」とは?

放射状に輝く、美しい光の筋
ふだん⾒慣れている景⾊も、光の向きを意識すると、美しい景⾊に様変わりすることがあります。おすすめは光のキラキラした美しさが際⽴つ「逆光」。「逆光」とは被写体の背後から指す光の向きのこと。撮影には難しいとされる光の状態ですが、明るさのコントロールを味⽅につければ、景⾊を美しく表現できます。 晴れた⽇がおすすめで、時間帯によってもいろんな表情が⾒えてくるのが魅⼒です。新年もたくさん撮って毎⽇を楽しんでくださいね!
夕日で反射する「きらめく水面」を撮ろう!

フレア・ゴーストでやわらかく印象的な一枚に

冬の公園を散歩中に⽬に⽌まった景⾊。光に着⽬することでこんなにも活き活きとした表情で撮れます。晴れた日に、太陽を画面に入れて「逆光」の状態で撮影すると、写真全体が白っぽくもやっとしたり(この現象を「フレア」という)、光の輪や玉(この現象を「ゴースト」という)が出現します。写真にシャープさはなくなりますが、やわらかさが出て味わい深い⼀枚に。 太陽にカメラを向けて、フレアやゴーストが出現したら、カメラの位置や⻆度をほんの数ミリずらすだけでゴーストやフレアの出⽅が変わります。注意点は、ゴーストやフレアの位置が写したい部分にかぶらないように調整することです。
⽇の出にも挑戦してみましょう!

水平垂直が整っていると気持ちのいい構図になるので「グリッド」(iPhoneの場合は「設定」から「カメラ」を選択。 「グリッド」をオン)を活用することを忘れずに。
補正では、オレンジ色を強調させるため、やや「彩度」と「暖かみ」をプラスに補正(※2)してもよいでしょう。


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