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2023.11.05
会津で食べたいそば4選。全国有数のそばの里で、おいしいそばを食べ比べ
昔からそばを楽しむ文化と歴史に育まれた会津は、今も全国有数のそばの里として知られています。鶴ヶ城や城下町を観光したあとは、ランチや夜ごはんに、おいしいそばはいかがですか? こちらの記事では、新しくなった「ことりっぷ会津・磐梯」改訂版から、会津を訪れたらぜひ食べたい、人気のそばをまとめてご紹介します。おいしいそばの数々を、心ゆくまで味わい尽くしましょう。

会津のそばについてお勉強
昼と夜の寒暖差が大きく、空気の澄んだ気候はそばの生育に適しており、会津では古くからそばを育て、食してきました。 ハレの日のふるまい料理として、「東西、東西〜!」で始まるそば口上にのって登場したそうです。 会津若松市東部の強清水(こわしみず)は、会津でよく知られている名水が湧く地域。そばの産地でもあるため、おいしいそば店があります。

会津でも屈指のこだわりのそばの店「桐屋・権現亭」

こだわりのそば3種類を並べて味わえる「そば三昧」1870円(数量限定)
店主は会津屈指のそば処・山都(やまと)の出身。会津産の玄そばを自家製粉し、ていねいに打つそばは、豊かな風味と強いコシが特徴です。地粉の一番粉のみを使った飯豊権現そば1650円などそば類のほか、ニシンの山椒漬やこづゆなどの郷土の味覚や地酒もおすすめです。

酒樽のふたを利用したテーブルや会津の古民家の古材を使った店内
桐屋・権現亭
キリヤゴンゲンテイ

郷土料理とともに手打ちそばを楽しむ「徳一」

会津の天ざる1850円。会津高遠そばに、ニシン・スルメイカ・まんじゅう・山菜の天ぷら、ニシンの山椒漬けがつく豪華なセット。会津の名物が楽しめる
店頭で職人がていねいにそばを打ち、打ちたてを味わえるそば処。会津産玄そばを石臼で挽いた自家製粉を使っています。福島県のオリジナル品種「会津のかおり」をメインに地粉をブレンドした二八そばは、喉ごしもよく風味豊か。会津の郷土料理や地酒も取りそろえています。

落ち着いた雰囲気の店内
徳一
トクイチ

香り高くコシが強い十割そばが楽しみ「そば処 和田」

天ざるそば1650円。そばは陶器に盛られる。コクのある濃厚な豆腐も人気
そばは材料が命と、南会津町田島にある畑で自家栽培したそば粉を使用。石臼で粗めにひき、つなぎをいっさい使わずに湯と水だけで練り上げています。香りが高く甘みがあり、コシの強いそばがいただけます。自家製のニシンの山椒漬など一品料理も豊富にそろいます。

建物の一部は南会津の民家の古材で造られている。いす席のほか隠れ家風の囲炉裏の部屋も
そば処 和田
ソバドコロワダ

女性一人でも入りやすいそば処「蕎房 かみしろや」

あっさりとした味わいで、女性に人気の鴨ざるそば1270円。細めのそばにほどよく脂がのったカモ肉がよく合う
鶴ヶ城近くにたたずむそば処。そばは厳選された会津産や山都産の粉を使用。香り用と食感用で挽き分けてブレンドすることで、甘みや香り、食感が出るよう工夫しています。店内はゆったりとして落ち着いた雰囲気なので、一人でも入りやすいのがうれしいと評判です。

上品で落ち着く店内なので、ゆっくりと食事ができる
蕎房 かみしろや
キョウボウカミシロヤ
全国有数のそばの里・会津のおいしいそばはいかがでしたか?お気に入りの味を、ぜひ探してみてくださいね。

新しくなった「ことりっぷ会津・磐梯」では、こちらの記事のほかにも魅力溢れる会津・磐梯の今を紹介しています。ことりっぷオンラインストアのほか、ことりっぷアプリの電子書籍をぜひチェックしてみてくださいね。
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