4000本の梅が絨毯のよう！「幕山公園（湯河原梅林）」

標高626m、ハイキングやロッククライミングも楽しめる幕山（まくやま）。ふもとに整備された幕山公園では、桜や紫陽花、金木犀など、四季折々の花を楽しめます。早春にぜひ見たいのが梅の花。「湯河原梅林」には約4000本の梅が斜面を覆うように咲き誇ります。

例年、2月上旬～3月中旬の見ごろに合わせて「梅の宴」も開催。2024年は3月10日まで、さまざまな催しとともに梅の花を愛でることができます。期間中はJR湯河原駅から15分ほどで到着する臨時直通バスも運行。電車で訪れたい人にもぴったりです。

本・食・温泉を堪能「湯河原惣湯 Books and Retreat」

湯河原温泉の名所のひとつ、万葉公園の中にある「湯河原惣湯（ゆがわらそうゆ） Books and Retreat」。豊かな自然を感じながら読書や温泉、食事などを楽しめる施設です。入口にはテイクアウト専門のカフェがある「玄関テラス」、奥には源泉掛け流しの露天風呂やサウナ、ライブラリー、ラウンジがある「惣湯テラス」。2つを結ぶ遊歩道にはテーブルや椅子、ベンチを備える7つのテラスもあり、思いのままに癒やしの時間を過ごせます。

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天然酵母パンが絶品の人気店「ブレッド＆サーカス」

観光客で賑わうエリアから少し離れた場所にある「ブレッド＆サーカス」。ご夫婦で営む小さなパン屋さんですが、全国のお店を対象にした人気投票で4年連続第1位を獲得したこともあり、パン好きには知られた名店です。10日ほどかけて作る7～8種の自家製天然酵母をパンの種類ごとに使い分け。噛みごたえや深みのある味わいを楽しめるハード系食事パンや、ワインによく合うナッツやフルーツ入りなど、ここだけの美味しさに出会えます。

工場見学も楽しめる「ちぼり湯河原スイーツファクトリー」

贈答用のクッキーなどを手がける「ちぼりホールディングス」。赤い帽子をかぶった女の子の横顔のクッキー缶を見たことのある人も多いかもしれません。「ちぼり湯河原スイーツファクトリー」は、工場見学やクッキー作り、1時間食べ放題のクッキーバイキングなどを体験できる本社工場。カフェスペースでは湯河原のみかんを使ったシュークリームやプリンなどのできたてスイーツを、オリジナルブレンドのコーヒーとともにいただけます。

できたてのお豆腐の美味しさをお店で♪「湯河原 十二庵」

国内各地から選りすぐった上質な大豆と湯河原の美味しい水を使って、豆腐や生ゆば、がんも、生揚げなどを作っている「湯河原 十二庵（ゆがわら じゅうにあん）」。豆乳やおからの焼きドーナツなどのスイーツも人気です。お豆腐屋さんならではのできたてを楽しんでほしいとランチも提供。「できたてとうふ御膳」（写真）や「納豆汁御膳」や「ネギみそ焼き稲荷御膳」など、シンプルだからこそ風味のよさが際立つメニューを堪能できます。

駅前で気軽に温泉を楽しめる「ゆがわらの手湯」

湯河原温泉の最寄り駅、JR湯河原駅の2017年にリニューアルが完了し、駅舎と駅前広場が新しくなりました。世界的な建築家・隈研吾氏が設計を手がけ、杉とガラスを合わせた大屋根が印象的。湯のまちらしい風情が訪れる人を和ませます。駅舎の壁やベンチも木。大屋根の下には檜と御影石を使った足湯ならぬ「手湯」が設けられています。お湯は源泉掛け流し。やわらかな肌あたりで愛される湯河原の湯を、気軽に楽しめます。

いかがでしたか？ 今回は、過去に「ことりっぷ」で紹介した中から、湯河原で訪れたいスポットをまとめてご紹介しました。営業時間や定休日などは最新の情報をご確認のうえ、おでかけくださいね。