「ハウルの城」や「グーチョキパン屋」も。「ジブリパーク」の新エリア「魔女の谷」がオープン
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「ハウルの城」や「グーチョキパン屋」も。「ジブリパーク」の新エリア「魔女の谷」がオープン

愛知県長久手市にある愛・地球博記念公園の一角に2022年に開業した「ジブリパーク」。スタジオジブリのさまざまな映画の世界観を表現した4つエリアが開業していますが、この春、いよいよ最後のエリアとなる「魔女の谷」が3月16日にオープン。ジブリ映画に数多く登場する魔女たちの、不思議な世界に入り込むことができますよ。チケットは3月9日より一部発売スタート。詳しくは最後の情報欄をチェックしてくださいね。

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ヨーロッパ風の建物が並ぶ、新エリア「魔女の谷」

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名古屋からは地下鉄とリニモを乗り継いで約45分ほどの場所にある、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園。広大な敷地を誇るこの公園の中にスタジオジブリの世界を作り上げたのが「ジブリパーク」です。これまで『となりのトトロ』をイメージした「どんどこ森」、展示室やショップ、カフェが集まる「ジブリの大倉庫」などがオープンしています。

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今回オープンしたのが、5つ目のエリアとなる「魔女の谷」。これでジブリパークはフルオープンとなります。愛・地球博公園駅から公園内を歩いて約15分。大芝生広場の奥にあるカラフルなモザイクタイルで作られた「魔女の口」が目印です。ここ通り抜け入口へと進みます。

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アーヤが引き取られた、不気味でかわいい「魔女の家」

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お庭もあるレンガ造りの一軒家「魔女の家」

まずご紹介するのは『アーヤと魔女』で登場した、魔女ベラ・ヤーガの作業部屋やアーヤの寝室などが広がる「魔女の家」。キッチンやバスルームもあり、アーヤたちの暮らしを感じられながらも、ミステリアスな魔法の材料が置かれていたり。アーヤの寝室にはのぞき穴もあるので、探してみてください。

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※「魔女の家」内部の観覧には「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」が必要です

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キキやおソノさんが出てきそう「グーチョキパン屋」

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ヨーロッパの伝統的な木造建築技法で作られた2階建ての建物「グーチョキパン屋」は、『魔女の宅急便』でキキが店番をしていたパン屋さん。「ナポリタン」や「ういろうカヌレ」といったこのお店のために考案されたオリジナル商品など、さまざまなパンが並んでいて、実際に購入することができます。パン屋から裏庭に回ると階段があり、キキが暮らした屋根裏部屋へとつながっているのでそちらもお見逃しなく。

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※パンが無くなり次第販売終了する場合があります

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広々とした庭園やガレージもある「オキノ邸」

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林と庭園に囲まれた「オキノ邸」

「オキノ邸」は『魔女の宅急便』の主人公キキが、魔女の修行に旅立つ前まで家族とともに過ごした 2 階建ての家です。玄関を入ると左手には母親のコキリが薬を作っている魔女の店。お花がいっぱいの空間です。2 階にはキキの部屋や、魔女を研究している父親の書斎があり、キキのルーツやオキノ一家の暮らしに思いを馳せることができますよ。

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※「オキノ邸」内部の観覧には「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」が必要です

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仕掛けがいろいろあるのでお見逃しなく「ハウルの城」

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エリア内で一番巨大といっていいのが「ハウルの城」。1時間に数回、動いたり煙を出したりして、『ハウルの動く城』のように本当に動き出しそうな雰囲気です。1階のドアから中に入ると、映画で登場する部屋はもちろん、アンティークな衣装でいっぱいの部屋など、映画には登場していない部屋も表現されています。かかしのカブやヒンも、城を見守っていますよ。

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※「ハウルの城」内部の観覧には「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」が必要です

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ショップや遊具など、ほかにも見どころがいっぱい

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「ハッター帽子店」

エリア内にはお土産探しにぴったりなショップもあり、「魔女の谷」に登場する作品をモチーフにしたキャンディー缶が並ぶ「ハッター帽子店」はここでしか買えない品が並んでいるのでぜひ注目を。2階には魔女の本を集めたブックストアもあります。「魔女の谷」のオリジナルグッズがそろう「13 人の魔女団」にはかわいいグッズがずらりと並んでいますよ。

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メリーゴーランドは子ども(3~12歳)500円、大人1000円

ほかにも、ほうき、飛行船などジブリ作品に登場するさまざまな乗り物が並ぶメリーゴーランドはヨーロッパ風のアンティークなデザインが素敵。飛行船をモチーフにしたフライングマシーンなど、子どもたちが楽しめる遊具もあり幅広い世代が楽しめそうです。

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レストランのグルメでもジブリの世界を楽しんで

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カップケーキやクッキーもイギリス風の「空飛ぶオーブン」

「魔女の谷」のエリア内にはレストランやホットドックスタンドがあり、食事を楽しむこともできます。「空飛ぶオーブン」はレンガ造りのレストランで、パフェや焼き菓子も魔女の世界に出てきそうな雰囲気。ミートパイやキッシュといったヨーロッパらしいオーブン料理やデザートがメニューに並びます。

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ホットドックスタンドでは、かわいい猫の手ドッグを

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一つ一つにこだわりが詰まった、大人も子どもも魅了する世界へ

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あちこちに本物のアンティーク家具やアンティーク風に作り込まれた照明など、この空間を作り上げるためにセレクトしたりオーダーメイドさらた品々が置かれていて、そのひとつひとつにこだわりを感じます。こんなところまで!と驚かされたり感動したり。じっくり楽しみたいなら、ぜひ訪れる前に作品をもう一度観なおしておくのがおすすめですよ。

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「ジブリパーク」の入場には予約が必要で、チケットは3種類あります。すべてのエリアに入場できる「ジブリパーク大さんぽ券」(大人平日3500円)と、さらにエリア内の「ハウルの城」や「魔女の家」など5つの建物の内部も観覧できる「ジブリパーク大さんぽ券プレミアム」(大人平日7300円)は毎月10日の14:00~販売。「ジブリの大倉庫」以外の4つのエリアに入場できる「ジブリパークさんぽ券」は入場の1週間前の17:00~発売します。 ぜひ公園をお散歩しながら「魔女の谷」をはじめとする各エリアをじっくりと楽しんで、ジブリ作品の魅力を体感してみてくださいね。

※施設内は一部を除き撮影は不可となっています © Studio Ghibli

ジブリパーク

※掲載の内容は、記事公開時点のものです。変更される場合がありますのでご利用の際は事前にご確認ください。
※画像・文章の無断転載、改変などはご遠慮ください。

Writer

田口真由美

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好物は古いものと発酵したもの。名古屋を拠点に町や人、美味しいものを訪ねる日々を過ごしています。

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