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2024.08.26
【北海道】“ひがし北海道”の夏を楽しみたいスポット6選〜のんびりカヌーの旅から一面のひまわり畑まで〜
日本全国の旅に行ったら訪れたい美しい景色や、定番だけではなくことりっぷ独自目線のおすすめスポットを紹介する連載「ニッポンいいとこ案内」。今回は、北海道・道東エリアから6つのスポットをご紹介します。ベストシーズンのさわやかな気候のなか、絶景やアクティビティを楽しみにおでかけしてみてくださいね。
湿原を貸切カヌーでのんびり下る「釧路マーシュ&リバー」
神秘的なコバルトブルーの水をたたえる「摩周湖」
静かな森の中に現れる小さな美しい池「神の子池」
屈斜路湖畔の“インフィニティ温泉”「池の湯」
ひまわりも咲き誇る絶景スポット「朝日ヶ丘公園」
湿原を貸切カヌーでのんびり下る「釧路マーシュ&リバー」
例年5~12月は朝・昼・午後と3つの出発時間で約80分の乗船を楽しめる
道東エリアで必ず訪れたいスポットのひとつ、日本最大の湿原・釧路湿原。湿原の脇を走るトロッコ列車「ノロッコ号」や展望台から眺めるのもすてきですが、自然をより身近に感じたいなら、湿原の中を流れる釧路川をカヌーで下るのもおすすめです。
蛇行する川に身を任せて湿原の奥へ。エゾシカやオジロワシ、タンチョウなどの野生動物に出会えることも
「釧路マーシュ&リバー」の詳細はこちら
釧路マーシュ&リバー
クシロマーシュアンドリバー
神秘的なコバルトブルーの水をたたえる「摩周湖」
「摩周湖第3展望台」からの眺め。カムイシュ島がよく見える
世界でも指折りの透明度を誇るカルデラ湖「摩周湖(ましゅうこ)」。周囲の山や青空、雲が映り込む深い青の“摩周ブルー”は吸い込まれそうな美しさです。 崖に囲まれて湖面に下りることはできませんが、湖岸のカムイヌプリ(摩周岳)や湖面にあるカムイシュ島との競演など、いくつかの展望台ごとに異なる表情を見せてくれるのも魅力。発生頻度の低さから“奇跡の雲海”と呼ばれる雲海は、6~9月がシーズンです。
静かな森の中に現れる小さな美しい池「神の子池」
水の色は日ざしの強さによってエメラルドグリーンやコバルトブルーに変化する
摩周湖から北に数キロ、未舗装の林道の先にある「神の子池」。アイヌの人々が“神の湖”と呼ぶ摩周湖の伏流水でできているという言い伝えからこの名がついた池です。 2017年には「阿寒摩周国立公園」の一部に。年間を通して8℃と水温が低く、青く澄んだ水の中に倒木が腐らず沈んでいる様子がくっきり見えます。青みがかった身体にピンクの斑点が美しいイワナの一種・オショロコマも泳ぐので、ぜひ姿を探してみましょう。
神の子池
カミノコイケ
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文/高柳涼子
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