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2021.02.01
歴史的建造物を利用した3つの美術館。小樽芸術村で歴史とアートにひたるひととき
歴史的建造物を利用した館内に、ステンドグラスやガラス工芸品、洋画・日本画など数々のアート作品を有する小樽芸術村。数々の美しい作品にうっとりとするひとときはいかが?
歴史ある建物を使った3つの美術館「小樽芸術村」
芸術村は3つの施設、4棟の建物から構成され、建物の間には芝生の広場が広がる
小樽芸術村は、旧三井銀行小樽支店、似鳥美術館、ステンドグラス美術館の3つの施設からなる芸術村です。それぞれの建物は歴史的建造物を利用しており、名建築物の風合いと貴重な美術品を同時に堪能できます。
日本画から洋画ステンドグラスまで「似鳥美術館 (旧北海道拓殖銀行小樽支店)」
光の芸術家と呼ばれたルイス・C・ティファニーのステンドグラスギャラリーは似鳥美術館1階に入る
地下1階から地上4階まであり、国内外の日本画や洋画、木彫などを展示。ステンドグラス作品やアールヌーヴォー・アールデコのガラス工芸品が展示されたギャラリーもあります。
似鳥美術館地下1階に入る「アールヌーヴォー・アールデコ グラスギャラリー」
イギリスの作品が並ぶ荘厳な光の空間「ステンドグラス美術館」
小豆などを収めていた旧高橋倉庫で荘厳な作品が見られるステンドグラス美術館
19世紀後半から20世紀初頭にかけてイギリスで制作され、実際に教会の窓を飾っていたステンドグラスを展示。貴重な作品を間近で鑑賞できます。
小樽の繁栄を象徴する美しい銀行建築「旧三井銀行小樽支店」
旧三井銀行小樽支店の天井にはプロジェクションマッピングが映し出されることもある
1927(昭和2)年に竣工した銀行建築。吹き抜けに回廊がめぐり、天井の石膏造りが美しい内部や当時の雰囲気が残る金庫なども見学できます。
重厚なルネサンス様式の旧三井銀行小樽支店。吹き抜けや大理石のカウンター、金庫など往時の面影が見られる
* * * 歴史とアートを楽しめる小樽芸術村はいかがでしたか?季節に応じたイベントが開催されることもありますので、ぜひチェックしてくださいね。
小樽芸術村
オタルゲイジュツムラ
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