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2025.04.16
絶景をひとりじめ♪ 筑波山に佇む老舗旅館で心ときめく旅時間を「江戸屋」
都心からのアクセスも良好な、茨城のパワースポット・筑波山。その中腹に佇む「筑波山 江戸屋」は、創業約400年の歴史を誇る老舗温泉旅館です。宿の自慢は、関東平野を一望できる絶景と江戸時代から受け継がれるやさしいおもてなし、そして身体をふわりと包むやわらかな筑波山温泉。視界いっぱいに広がる絶景を眺めながら、リフレッシュできる、とっておきの滞在を楽しんでみて。

約3000年の歴史を持つ「筑波山神社」横に佇む温泉旅館

大きな鈴が特徴の「筑波山神社」拝殿
秋葉原駅から「つくばエクスプレス」に乗って、終点の「つくば駅」へ。そこからバスで40分ほど行った筑波山の中腹に「筑波山 江戸屋」はあります。 宿の目の前には、約3000年の歴史を持つ「筑波山神社」が。この神社は、関東の霊峰「筑波山」をご神体とする、スケールの大きなパワースポット。宿と合わせて立ち寄れば、自然の癒やしとともに壮大なパワーをチャージできます。


モダンで落ち着きのあるロビー

創業390年記念に撮影された写真家・新田桂一さんの写真パネルを設置
ロビーは、開放感たっぷりで落ち着いた雰囲気。旅館ですが、モダンな家具が配され、どこかクラシックホテルのような佇まい。江戸時代の面影と今が溶け合う、すてきな空間になっています。

初代・吉岡久左衛門さんの「久」から名付けられた「久庵」
ソファが並ぶスペースは、大きな窓があり、寒い日でもぽかぽか。本棚から気になる一冊を手にとって、ページをめくりながら、のんびり過ごすひとときは何よりの幸せ。


「杉の水」で喉をひんやり潤したら、テラスの足湯へ足を運んでみて。 ここは、自然とひとつになれるヒーリングスポット。小鳥のさえずりや、眼下に流れる千手沢の清流の音に耳をすませながら、深呼吸……。足元からじんわりと伝わる湯のぬくもりに、心までほぐれていきます。

関東平野ビューに心ときめく、最上階の特別室

最大6名まで利用可能な502号室の「萌黄」
客室は全部で40室。なかでも最上階の5室は、どこまでも広がる関東平野ビューを独り占めできる特別なお部屋です。 最上階の「浅葱」は、畳のぬくもりとベッドの快適さを兼ね備えた、和洋室タイプの特別室。絶景を眺めながらくつろぎの時間を過ごせる、居心地の良い空間です。


また、寝室スペースには、高級ホテルで採用される「シーリー製」のベッドを配置。ごろんと寝転べば、まるで雲の上にいるような心地よさ。旅の疲れもすっとほどけていきます。


お茶菓子と一緒に楽しめるのは、京都「一保堂茶舗」のお茶
また、お部屋に用意されているのは、旅のはじまりを彩るお茶菓子たち。ほどよい甘酸っぱさの種なし梅、江戸屋オリジナルの揚げもち、そして筑波山の温泉旅館の若女将さんと女性スタッフたちが心をこめてつくった「とろけるラスク」。どれも、ひとくちごとに笑顔がこぼれるおもてなしです。

せせらぎの露天風呂でリラックス

手つかずの自然をそのまま活かした、千手沢沿いの露天風呂
お部屋でひと息ついたら、いよいよ温泉タイム。男女別の大浴場は、内風呂と露天風呂が一つずつ。湯船には、肌がつるんと整うpH10.23の高アルカリ性単純温泉が注がれています。 露天風呂にざぶんと浸かれば、湯面に映る緑に心がふわり。かぐわしい緑の中で、森林浴気分も味わえます。

ヘルシーな地の恵みたっぷりの夕食
「いばらきを食べよう いつもそばにある美味しさ~春だより2025」の一例
入浴後は、お楽しみの夕食の時間。江戸屋では、四季折々の茨城県産食材をふんだんに使った、創作会席料理を楽しめます。 前菜には、子持ち鮎の有馬煮や、つくば鶏の塩麹漬け、和風クリームシチュー風に仕立てたつくば鶏も。サラダのお野菜はすべて茨城産で、みずみずしくて、しゃきしゃき。

そしてメインは、「つくば鶏の塩ちゃんこ鍋」。塩麹のまろやかなコクがつくば鶏の旨みを引き立て、しっとりジューシーな鶏肉が、口の中でほろりとほぐれます。野菜の甘みとだしの旨みが溶け合って、食べ終わるころには心までぽかぽかに。まさに、体も心もととのう逸品。

360度絶景の展望テラスで一日をスタート

目覚めたら、屋上の「展望テラス〜放眼亭」に足を運んでみて。そこに待っているのは、関東平野の大パノラマ。朝の空気を胸いっぱいに吸い込んだその瞬間、心がす~っと軽くなるよう。

筑波山 江戸屋
ツクバサン エドヤ
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安藤美紀
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