風情のあるお庭を望みながら贅沢時間を

「なかい」の暖簾が目印

青梅線川井駅より大丹波川沿いに車で山間に進むこと5分のところに、「釜めしなかい」はあります。こちらは30年前から続く、知る人ぞ知る人気の食事処。入り口の暖簾をくぐると店内に続く石畳があり、その周りを四季折々の緑豊かなお庭が広がります。

こちらの立派な日本家屋が店舗

一面グリーンを楽しめる

店舗は、立派な日本家屋で、中は広々。店内は3つの空間に分かれており、畳に直接座る席のほか、テーブル席、ちょっとした個室風のこじんまりとしたお部屋などいろいろあって、どの席からもお庭を眺めることができます。 気持ちよい風が流れるお庭には、簾のかかったテラス席がたっぷり用意され、池で鯉がゆったりと泳ぐ様を眺めたり、美しい庭の木々や草花を楽しみながらお食事を楽しむこともできます。

借景が美しい開放的な空間

簾のかかったテラス席

旨味がぎゅっと詰まった絶品料理

「きのこ釜めしセット」（2100円）

店内でいただけるのは、5種類の「釜めし」のほかに、7種の定食やうどん・そばなどの麺類、10種の一品料理、3種のデザート、アルコール類を含むドリンクなどいろいろ。 たっぷりの地元の野菜や山菜を奥多摩の清水で焚き上げた5種類の「釜めし」。中でも人気は、「きのこ釜めしセット」（2100円）です。きのこ釜めし、水たき、漬物、刺身コンニャク、甘味一品が付いたボリューム満点の一品です。 釜めしは、ふたをあけるとひらためしめじの香りがふわっと広がり、なんとも贅沢な気分に。きのこの旨味とこんぶだしの香り、しょうゆの濃いめの味付けがクセになります。

ひらためしめじの香りが広がる「きのこ釜めし」

奥多摩のおいしさを楽しめる一品料理

大きさに驚く「奥多摩やまめ刺身（数量限定）」（1200円）

10種の一品料理では、やまめ、いわな、あゆなどの川魚をはじめ、「原木しいたけ焼き（鉄板バターオイル） 」（900円）、「大丹波産生わさび 中盛 」（400円）など、奥多摩ならではのメニューが楽しめます。 中でもおすすめは、「奥多摩やまめ刺身（数量限定）」（1200円）です。自然豊かな奥多摩の川魚の養殖場「牧野養魚場」で仕入れる東京のブランド魚「奥多摩やまめ」は、塩焼きサイズは22cm前後、120g程。脂がたっぷりでとても肉厚なので、食べごたえがあります。

お庭にいる池の鯉たち

夏は深い緑、秋は紅葉とお庭は季節によって異なる顔を見せてくれる「釜めしなかい」。季節の野菜を使った季節限定の釜めしメニューもあります。ぜひ季節を変えて訪れてみてくださいね。