【名古屋】歴史に思いを馳せながら歩きたい「ノリタケの森」

名門陶磁器メーカー・ノリタケが創立100周年を記念して開園した「ノリタケの森」。工場やオールドノリタケの展示の見学、ノリタケの食器での食事やお茶などを楽しめます。 前身である「日本陶器合名会社」の工場として1904年に建てられた赤レンガ建築や、トンネル窯の跡を活用したモニュメントなど、「近代化産業遺産（経済産業省）」や「名古屋市の認定地域建造物資産」に認定された建造物が点在。ゆったり歩きながら歴史を感じられます。

【犬山】本物の名建築をめぐれる野外博物館「博物館 明治村」

薔薇窓と呼ばれる大きなステンドグラスが美しい「聖ザビエル天主堂」

1965年、犬山市・入鹿池のほとりの緑豊かな丘陵地にある開村した「博物館 明治村」。多くの美術館などを手がけ、初代館長も務めた建築家・谷口吉郎氏が、明治時代の貴重な建物が次々と取り壊されていく状況をなんとかしたいと、名古屋鉄道の土川元夫氏の協力を得て創設しまた野外博物館です。100㎡の広大な敷地に60以上の建造物が保存・活用されています。

近代建築の巨匠、フランク・ロイド・ライトの代表作「旧帝国ホテル中央玄関」

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【常滑】宝石のような美しさにうっとり♪「INAXライブミュージアム 世界のタイル博物館」

煙突がある建物は大正時代に建造された土管工場を改装した資料館。奥が「世界のタイル博物館」

中部国際空港セントレアがある常滑は、1000年近い歴史を持つ日本六古窯のひとつ「常滑焼（とこなめやき）」の産地。ギャラリーや日本最大級の登窯の広場なども楽しい焼き物のまちです。たてもの好きならぜひ訪れたいのが、大正時代建造の工場跡などを活用して土とやきものの歴史や文化を伝える「INAXライブミュージアム」内の「世界のタイル博物館」です。

イスラームのタイル張りドーム天井を再現。幾何学模様だけでできた美しいパターンにうっとり

いかがでしたか？ 今回は、過去に「ことりっぷweb」で紹介した中から、愛知県内で建物さんぽを楽しめるスポットをまとめてご紹介しました。情報は各記事の公開時点のものですので、事前に確認しておでかけしてくださいね。