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2026.06.16
おまいり、ホテルランチ、手織り体験♪さわやかな海辺で多彩な魅力に出会える「愛知・蒲郡さんぽ」
愛知県三河地方に位置する蒲郡市は、三河湾に面していて海の恵みが豊かな街。海辺の景観が美しく、なかでも陸地と橋で結ばれた竹島周辺はゆっくりとめぐりたくなるエリアです。散策して島に鎮座する神社におまいりしたり、竹島を間近に臨むクラシックなホテルでくつろいだり、手織り体験ができる施設も。楽しみが盛りだくさんの蒲郡で半日旅はいかがでしょう。
海の恵みが豊かな街、蒲郡
橋を渡って竹島へ。「八百富神社」におまいり
「蒲郡クラシックホテル」で優雅なランチタイムを
三河木綿の魅力を伝える「竹島クラフトセンター」で手織り体験
「八百富珈琲」のコーヒーとドーナツでひと休み
海の恵みが豊かな街、蒲郡

地元の人も観光客ものんびり。ゆったりした時間が流れる竹島園地
三河湾の景色が美しい街、蒲郡。三河湾に浮かぶ竹島は蒲郡のシンボルで、独自の植物群系が守られていることから、国の天然記念物に指定されています。 竹島を臨む一帯は竹島園地として整備されています。芝生の広場や遊歩道があり、景色を眺めながら散歩したり、ぼんやりと潮風に吹かれたりするだけでも心地のよい場所。季節や時間帯、天候によってさまざまな景色に出会えるのも楽しみです。

竹島に向かって、まっすぐに伸びる竹島橋。長さは387mある
橋を渡って竹島へ。「八百富神社」におまいり

島の入口に鳥居がある
陸からの景色を楽しんだら、橋を渡って竹島へ。島の中央には「八百富神社」があり、島全体が神社の神域です。竹島弁財天(市杵島姫命:いちきしまひめのみこと)をお祀りする八百富神社は、日本七弁天の一つにも数えられています。弁財天は芸能や学問の神様として信仰されるほか、美しい女神であることから女性を守護する神様ともいわれ、縁結びの神様としても敬われてきました。

八百富神社の拝殿
おまいりを終えたら、授与品をいただきましょう。海に囲まれた八百富神社ならではの貝合わせをモチーフにしたものや、竹島の由来となっている竹をデザインしたものなど、さまざまな授与品が用意されていますよ。八百富神社は、愛知県で唯一、おみくじに“大大吉”があることでも知られています。運試しをしてみてはいかがでしょう。

貝合わせをモチーフにした絆守(左上)、竹をデザインした身体健全守(右)、弁天様や七福神をあしらった絵馬(左下)など、多彩な授与品

遊歩道から三河湾の眺めを一望
帰り道は島の反対側へ抜けて、遊歩道を歩いて帰るのがおすすめ。30分ほどで島を半周できますよ。三河湾を一望する眺めや波の音、島特有の植物の観察などを楽しみながら、めぐりましょう。ちょっと急な階段などもあるので、歩きやすい靴で出かけるといいですよ。
八百富神社の記事はこちら

八百富神社
ヤオトミジンジャ
「蒲郡クラシックホテル」で優雅なランチタイムを

文化財や産業遺産の認定を受けているなどの条件を満たした9つのホテルで結成された、日本クラシックホテルの会の一つ
竹島橋を渡って対岸へ戻る際、丘の上に城郭のような建物が見えます。こちらが、100年近い歴史を受け継ぐ「蒲郡クラシックホテル」です。昭和9年創業の蒲郡ホテルから受け継いだ建物を大切に守りながら営業し、ホテルやその周辺の建物は国の登録文化財にも指定されています。目の前に三河湾が広がり竹島を間近に望む絶好のロケーションと、洗練されたおもてなしで多くの賓客に愛されてきました。

創業当時の面影を色濃く残すロビー
寺院や城郭を思わせる和風の外観とは打って変わって、館内はアールデコ様式。歴史を伝える装飾や調度品が印象的で、風格と気品、華やかさを兼ね備えた空間です。建築美に魅せられてうっとりとくつろぎながら、優雅な気分に浸りたくなります。

趣向を凝らしたデザインの照明やエレベーターなど、どこを切り取っても絵になる

窓に向かってテーブルを配した席は、眺めの良さが格別
ホテル内のレストランでランチタイムはいかがでしょう。本館2階のメインダイニングでは、アールデコ様式の落ち着いた空間でフランス料理を楽しめます。コース料理だけでなく、気軽に楽しめるカレーセットもありますよ。

「カレーセット・透明カレー」(4100円※1日10食、ランチ限定)。小麦粉やバターを使っていないのでカロリーが抑えられ、ヘルシーなのも魅力
ビーフやシーフードなどから好きなカレーを選べますが、珍しいのは透明カレー。海の幸をおいしく楽しめるようにと創作されたメニューだそうです。コンソメをベースに16種類ものスパイスを配合したルーはスパイシーで、香りや風味が魚介類とマッチするように調合されています。 こちらのホテルは約1万坪の敷地を誇り、四季折々の自然も豊か。食後に散策してみるのもいいですね。
蒲郡クラシックホテルの記事はこちら

蒲郡クラシックホテル
ガマゴオリクラシックホテル
三河木綿の魅力を伝える「竹島クラフトセンター」で手織り体験

織り進めるうちに調子がつかめて、リズミカルな動きに
竹島の近くには、体験を楽しめる施設もありますよ。竹島園地にある「竹島クラフトセンター」は、三河地方の名産品として古くから親しまれてきた、三河木綿の手織り体験ができるスポットです。平安時代に日本で初めて綿が伝わり、栽培された地と伝えられる三河地方。手織り体験を通して三河木綿の歴史や魅力を伝えようと、テキスタイルデザイナーの鈴木敏泰さんが運営しています。

横糸は好みの色や太さを選んで
初めての人でも気軽にできる手織り体験。すぐに織り始められるようにセットされた織機でコースターを織る体験は、所要時間が約60分です。用意された中から好みの糸を横糸に選んでシャトルに巻き付け、左右に行き来させて織りあげていきます。最初は慣れなくても、鈴木さんが丁寧に教えてくれるので安心。慣れてくると、目の前に広がる竹島の眺めを楽しむ余裕も出てきます。

糸紡ぎに使う道具、糸車
こちらならではの体験としておすすめしたいのが、綿花から糸を作る作業も体験できる、コースター・フルコース。綿花から種と綿を選り分けたり、糸車で糸を紡いだり、綿から糸ができるまでを身をもって知る貴重な体験ができます。自分で紡いだ糸をコースターの一部に織り込んだオンリーワンの作品は、大切な旅の思い出になりますね。

真ん中に織り込んだ白い糸がアクセントに
竹島クラフトセンターの記事はこちら

竹島クラフトセンター
タケシマクラフトセンター
https://takeshimacraftcenter.com/
コースター・スタンダードコース(料金1700円、所要時間約60分) コースター・フルコース(料金2500円、所要時間約90分) ※いずれも3日前までに要予約
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文:豊野 貴子
風景・景色
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