1日目の午後は明洞のトレンドショップでショッピング

フランス生まれの「マリテ・フランソワ・ジルボー」は韓国の会社に買収され、よりおしゃれな印象に。

午前のフライトでソウルに着いたら、まずはホテルに荷物を預けに行きましょう。身軽になったら、観光のメッカ・明洞へGO！ コロナ以降、話題のお店が続々とオープンしていて、アパレルからフレグランス、カフェまで盛りだくさんです。アパレルなら「マリテ・フランソワ・ジルボー」や「シエンヌ」「セター」「マーティン・キム」など、日本で人気のKブランドがずらり。フラグランスでおすすめなのは、4月にオープンしたばかりの「へトラス」です。ショッピングに疲れたら、明洞聖堂の前にある「カフェ・パインズ」で聖堂を見ながらコーヒーブレイクを。

「へトラス」で特に人気なのがディフーザー。価格も手ごろなので韓国でも爆発的に売れています。

「カフェ・パインズ」は明洞聖堂が目のまえにある眺めのよさが自慢。

1日目の夜ご飯は北朝鮮式の参鶏湯に挑戦

おひとりさまでもOKな参鶏定食。景福宮からすぐなのでアクセスも◎。

2024年12月にオープンして以来、国内外で大人気の「無垢屋」。北朝鮮式の参鶏湯が看板メニューで、鶏の旨みがたっぷり詰まった健康的なスープと、ホロッホロの鶏肉が絶品です。自家製のキムチもほどよい熟成具合で、ご飯との相性が抜群。どの品も満足度が高く、リピーターが多いというのも納得です。ただし、人気店故のウェイティングがあるので、時間に余裕をもって来店するといいでしょう。

1日目の夜は個室アカスリでデトックス

バスタブで沐浴をしたあとアカスリの施術が始まります。

最近ソウルで増えている個室アカスリに行って、ツルツルの美肌を手に入れるのも韓国ならではの体験でおすすめです。明洞にある「A3」は2024年11月にオープンしたばかりなので施設もピカピカ。女性専用の高級個室アカスリというコンセプトで、自分にあった施術をしっかり受けられます。アカスリのほか、各種マッサージもあるので、旅の疲れを癒しに訪れてみては。

自分ではなかなか難しい背中も熟練のアカスリ師がきれいにしてくれます。

2日目の朝ごはんは韓国ならではのお粥を食べよう

朝食をしっかり食べて、1日の元気をチャージして。

日本のお粥と違ってしっかり味付けされていて、具もたっぷり入った韓国のお粥。街なかにはいくつかお粥屋さんがありますが、なかでもおすすめなのが韓国ナンバーワンのお粥ブランド「本粥」です。野菜や海鮮もいいけれど、韓国ならではのアワビ粥も食べやすいので食べてみる価値は大。付け合わせの白菜キムチや水キムチがいい箸休めになります。朝がゆっくりめのソウルで、朝早くから開いているのも観光客には嬉しい限り。

2日目の午前はハップル・聖水でお散歩を

「OLIVE YOUNG N 聖水」限定のロゴアイテムなどもあるので要チェック。

ここ数年、明洞に次ぐ観光地として急成長を果たした聖水。もとは工場町なので、昔ながらの風景も残りつつ、新進気鋭のアパレルブランドなどが多く集まります。明洞からは地下鉄2号線で1本、20分ほどで着くのでアクセスも良好。かわいいカフェも点在しているので、散歩がてらチェックすることもできます。そして、聖水を訪れたらか「OLIVE YOUNG N 聖水」に行くのも忘れずに。韓国最大規模のオリヤンで、コスメだけでなく体にいいフードやセンスのいい雑貨なども多く取り扱います。

2日目の昼食は聖水のカフェでカジュアルブランチ

パンプキンパイやバナナクリームパイなど、生地はサクサク、クリームはモチモチで美味。

おいしい韓国料理もいいけれど、流行りのカフェでブランチを食べるのも韓国旅行の醍醐味。カフェが集まる聖水で2024年10月にオープンした「サウザンド」は、聖水らしい赤レンガの倉庫を改装したビンテージ感のあるインテリアが素敵。アメリカの伝統的なパイを再現した自家製パイはどれもボリュームたっぷりで、常時10種類ほどが並びます。韓国女子に交じって、カフェでブランチしてみては。

2日目の午後は安国でニューオープンのお店をチェック

スタイリッシュなミックスコーヒーは味も洗練されています。

オープンラッシュが続く、景福宮と昌徳宮の間に位置する安国～北村エリア。2日目の午後は聖水から安国に移動して、人気のベーカリーやお土産などをチェックしてみましょう。このエリアは特にパンの有名店が多く、断トツ人気は「ロンドンベーグルミュージアム」。ほかにも「アーティストベーカリー」や「スタンダードブレッド」、「アモール・ナポリ」などが集まります。そして、特に日本人に評判だというのが「ニューミックス・コーヒー」です。おしゃれなインスタントコーヒーで、お土産にぴったり！

2日目の夕食は韓国ならではのカンジャンケジャンに決まり！

濃厚なカニ味噌は一度食べたらやみつきに。

ワタリガニの醤油漬け、カンジャンケジャンは日本人が大好きな韓国料理のひとつ。韓国でしか食べられないので、値段は少々しますがせっかくなので食べに行きましょう。安国エリアにある「クンキワチッ」は観光客にはおなじみで、ホテルでシェフを務めた店主が作るカンジャンケジャンは秘伝の醤油が決め手で絶品です。別名”ごはん泥棒”と言われるカンジャンケジャン、ぜひお試しあれ。

3日目の朝食はソウルの老舗食堂でプゴクッを

おひとり様もOK！ 地元はもちろん外国人にも大人気です。

最終日の朝ごはんは、酔い覚ましに効果てきめんと言われるプゴクッ（干しダラのスープ）を食べに。1968年創業の「武橋洞プゴクッチッ」は韓国のVIPも御用達と言われる老舗で、メニューはプゴクッのみ。牛骨スープに干しダラを加えたスープはあっさりしていながらコクがあり、ご飯との相性も抜群です。朝7時から開いているので、時間を効率的に使いたい最終日の朝にぴったり！

3日目の午前はロッテマートでお土産の買い納め！

試食も豊富。辛くてクセになる韓国ラーメンも見逃さないで。

海外旅行で必ず行きたいのが現地のスーパー。ソウル駅直結の巨大マート「ロッテマート」はなんでも揃うので最終日に行くのが吉です。キムチやミッパンチャンと言われる韓国のおかずも買え、飛行機に乗ると伝えれば丁寧にパッキンしてくれるので安心。2階には「無印良品」があるので、最近日本人の間で人気の韓国MUJI限定の食品を買って帰るのもいいでしょう。買いすぎたらロッテマート内にある宅配コーナーからEMSを送れるので、気になる方は事前にチェックを。