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2025.08.06
岐阜駅から歩いて「金神社」で金運招福を願う。月に一度の特別な金曜日には、特別な授与品も
JRと名鉄の岐阜駅から歩いて行ける、街の中心部にある「金神社(こがねじんじゃ)」。金色の大きな鳥居が目を引く神社で、財運・金運にご神徳があるとして古くから信仰されています。地域の人に“こがねさん”と親しまれているほか、季節限定の切り絵御朱印や、月に一度の最終金曜日だけ授与される金まもりなどを求めて、遠方から足を運ぶ人も。岐阜市へでかけて、にぎやかな街なかにありながら心安らぐお社をおまいりしませんか。
にぎやかな岐阜市中心部に鎮座する神社

大通り沿いに朱塗りの透塀が続く
JRと名鉄の岐阜駅から歩いて10分ほどの場所に鎮座する「金神社」。駅周辺の繁華街にも柳ヶ瀬商店街にも近い岐阜市中心部にあるお社で、地元では“こがねさん”と呼び親しまれています。 起源は135年と伝わる由緒ある神社で、主祭神は「渟熨斗姫命(ぬのしひめのみこと)」。慈悲深い命の功績を慕って人々が集まり、財運・金運招福、商売繁盛にご神徳があると信仰を集めてきました。また、命が母であることから、子どもに対するご神徳もいただけると伝えられています。

境内の南側に立つ金の鳥居。金運招福のご利益をいただけそう
稲荷神社や末社、史跡もある境内

あざやかな朱塗りの本殿
金の鳥居で一礼して境内へ入ると、右手に手水舎、正面に本殿があるので、まずはおまいりしましょう。本殿の右側には金祥稲荷神社、境内北側には金高椅(こがねたかはし)神社や、いくつかの末社もあります。 また、願いごとを思い浮かべながら持ち上げてみる試し石「おもかる石」や、稲荷神社の裏手には物部氏のお墓と伝わる小円墳もあるので、おまいりの後は境内を散策してみるのもいいですね。

金の鳥居を描いた絵馬に願いを込めて(左上)。軽いか重いか試してみたい「おもかる石」や、お稲荷さんの使いである狐の像も(左下、右)
金色や鳥居をモチーフにした授与品も

「金守」(初穂料1000円)をはじめ、社務所にはさまざまなお守りがあり、金の鳥居をあしらったものもある
おまいりや散策を終えたら、社務所で授与品をお受けしましょう。金運や財運を願うお守りのほか、縁結びや仕事、開運など、いろいろなお守りがあるので、ご神徳をいただきたい内容や、いつも身につけていたくなる色や形、デザインなどで選んでみてはいかがでしょう。 御朱印は、金神社と金祥稲荷神社の通常の御朱印に加えて、今年の干支をあしらった干支朱印や、季節限定の切り絵の御朱印もありますよ。

朝顔やあじさい、茅の輪くぐりなど夏の風物をあしらった夏季限定切り絵御朱印(初穂料1000円)。 8月31日までが授与期間で、なくなり次第終了
毎月最終金曜日はPremium 金 Day

社名を金色で書いてもらえる御朱印(初穂料500円)と、限定金守(初穂料各1000円)。どちらもPremium 金 Day限定
金神社では、毎月最終金曜日を「Premium 金 Day(プレミアムこがねデー)」と定めていて、この日だけいただける特別な授与品があります。社名が金色の文字になる御朱印のほか、この日だけ授与されるお守りも。夏季限定の切り絵御朱印も、Premium 金 Dayには違う配色の御朱印が授与されるので、こちらも気になります。

Premium 金 Day夏季限定切り絵御朱印(初穂料1000円)は、各月200枚のみの授与品
集いの場所として親しまれる催しも

境内の金神社会館の地下には自家焙煎珈琲店があり、おまいりの後のひと休みにおすすめ
地域の人が気軽に立ち寄ったり、お祭りに訪れたり、集いの場所としても親しまれている金神社。今年の夏には、8月9日~16日に夏越祭と茅の輪神事が予定されています。最終日の16日には“真夏の夕べ”と題して、舞台での演奏やビアガーデンも行われるそう。少し涼しさを感じる頃にでかけて、いつもと違う雰囲気を味わってみるのもいいですね。 にぎやかな岐阜市の中心部にある金神社。近くには人気のお店も多いので、食事や買い物など岐阜市観光などで訪れた際にも立ち寄りやすいはず。ぜひ、おまいりしてみてくださいね。

金神社
コガネジンジャ
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文:豊野 貴子 写真:山口 卓人(NaTo.)
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