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2025.09.25
鎌倉の玄関口に気になるショップがオープン♪「鎌倉マルシェ 六月の雨」&レストラン「ソフィア・ローレン レストラン 鎌倉」
多くの観光客で賑わう鎌倉駅東口に、新しい食の複合施設が2025年7月に誕生しました。1階は種類豊富なおむすびやデリが並ぶ「鎌倉マルシェ 六月の雨」、2階は、映画の世界にいるような気分で地中海料理を堪能できる「ソフィアローレン・レストラン 鎌倉」です。散策の合間に一息ついたり、気軽にテイクアウトしたり、時には、少しだけ特別なランチタイムを過ごしたりと楽しみ方はいろいろ。旅のプランやその日の気分に合わせて選べるショップをご案内します。
開放感あふれるスタイリッシュな「鎌倉マルシェ 六月の雨」

賑やかな場所にオープンした「鎌倉マルシェ 六月の雨」
鎌倉駅東口のロータリーを抜けてすぐ、多くの人が行き交うエリアにたたずむ「鎌倉マルシェ 六月の雨」。スタイリッシュな店内へ足を踏み入れると、カットピザや具沢山のおむすびなどが美しく並び、鎌倉で人気のバーガーショップ「ROOFTOP」も出店しています。こうしたデリをドリンクと一緒に気軽にイートインできるのが魅力です。
地元の食材を取り入れたおむすびとピザ

イートイン席も充実
広い店内でまず目を引くのは、ふっくらと握った「おむすび」のショーケースです。おむすびの定番のシャケをはじめシラスやアサリなど豊富なラインナップで約20種類。「ツナマヨ」や「まぐろの角煮」には三崎産のものを使用し、地元の食材も味わえます。

(左から)「釜揚げシラス」(340円)「焼き銀鮭」(330円)「お茶」(180円)
おむすびのお供に、レトロなポリ容器のお茶も用意されています。現在はペットボトルが主流ですが、JRがまだ国鉄だった時代から駅弁と共に親しまれてきた昔懐かしい容器は、食事と一緒にいただくのにちょうどいいサイズ。愛知県西尾産の抹茶入りで、豊かな香りと深い味わいを楽しめます。

カラフルなトッピングのピザ各種(680円~)
厨房の石窯で焼くピザは、季節の鎌倉野菜をたっぷりと使ったものなど10種類以上あり、ショーケースに並ぶ様子はとても華やか。その奥には、三崎港で水揚げされたまぐろを使った「三崎まぐろのフリット」のカウンターもあり、揚げたての美味しさも堪能できますよ。
鎌倉の6月をイメージした心惹かれるキュートなスイーツ

「紫陽花ソフト」(750円)
カウンターでぜひオーダーしたいのが、鎌倉の初夏を彩るアジサイをモチーフにしたスイーツです。「紫陽花ソフト」は、やさしい水色が美しいソーダ味のソフトクリーム。紫色のジュレときらきらと輝く砂糖菓子をトッピングした様子は、まるで可憐なアジサイが咲いたかのよう。さっぱりとした味わいで、散策で少し汗ばんだ体をクールダウンさせてくれます。

「紫陽花フロート」(900円)
同じソーダ味のソフトクリームを浮かべた「紫陽花フロート」は、青色のグラデーションが涼やか。シュワっと弾ける炭酸とソフトクリームの甘さが心地よく、爽やかな気分になりますよ。
鎌倉マルシェ 六月の雨
カマクラマルシェ ロクガツノアメ
映画のヒロイン気分で過ごす地中海料理のレストラン

1階から階段を上ると別世界が広がる2階の店内
2階の「ソフィアローレン・レストラン 鎌倉」は、伝説的なイタリアの女優ソフィア・ローレンの名を冠することを国内で唯一公式に認められた、特別な地中海料理のレストランです。

ソフィア・ローレンやイタリアの写真がかけられた優美なレストラン
中央のダイニングは温かみのあるウッド調の落ち着いた雰囲気で、窓際のエリアは白と青のイタリアンタイルを敷き詰め、高い窓から差し込む光が空間全体を明るく照らします。駅前とは思えないほど静かで、まるで映画のワンシーンに迷い込んだかのような、優雅な空気が流れています。
華やかな前菜に心ときめくランチタイム

「前菜の盛り合わせ&パスタランチ」(2,800円)本日のスープ、ドリンク付き
ランチタイムにはパスタが主役のコースをいただけます。旬の野菜などを美しく盛り付けた3種類の前菜の盛り合わせは彩り豊かな一皿。素敵な空間でのひとときは、特別な日の食事にもおすすめですよ。

左からオイルベース、クリームベースのパスタ
メインのパスタはオイル・トマト・クリームのそれぞれをベースにした中から好みのものを選びます。素材の味を大切にした本格的な味わいで、それに合わせてパスタの種類も変えています。

本日のデザート(+500円)
食後にはデザートをプラスするのもおすすめです。取材の時はなめらかな口溶けのパンナコッタでした。ベリーソースをたっぷりつけて召し上がれ。
ソフィアローレン・レストラン 鎌倉
ソフィアローレン・レストラン カマクラ
シーンで使い分けたい鎌倉の新しい食の拠点

赤色のシェードが目を引く建物
1階でおむすびをテイクアウトして近くの海でピクニック気分を味わったり、2階で友人や大切な人と特別な時間を過ごしたり、ひとつの建物の中で、カジュアルから少しフォーマルまで、様々な食の楽しみ方ができるのが魅力です。鎌倉駅のすぐそばという便利な立地にあるので、旅の始まりや終わりに、気軽に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
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文:高橋茉弓、写真:新井智子
Writer
高橋茉弓

おやつの時間を何よりも大切にするライター&カメラマン。波の音とカフェがあればそれで幸せ。
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