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2016.07.10
のんびりが最高のぜいたく♪癒しの楽園・インドネシア・バリ島のおすすめスポット3選
こんにちは、旅暮らし系ライターの伊佐知美です。今回私が訪れたのは、インドネシアのバリ島。 バリはいくつかのエリアに分かれており、繁華街のクタ・レギャン・スミニャック、海沿いのデンパサール、芸術と文化の街ウブドなど滞在するエリアによって、体験できるアクティビティや環境が異なってきます。

私は今回、どうしてもウブドに行きたくてバリ行きの航空券を予約しました! それはなぜかって……?ウブドの魅力は、今回取材にお応えいただいた、「sisiバッグ」の生島尚美さんと一緒にご紹介します♪
「sisiバッグ」のくわしい情報はコチラ♪
■生島尚美さんについての詳しいお話が知りたい方はこちら。
【かぐや姫の胸の内】「バリで生きる」と決めて早17年、私は今日も元気です

緑あふれる文化と芸術の街・ウブドへようこそ

バリ観光の代名詞・ウブドエリアのトゥガラランの棚田の風景
伊佐:生島さんは、ウブドに移住されて今年で17年目だとうかがっています。 生島尚美(以下、生島):学生のときに旅行でバリを訪れてから、特にウブドにハマりました。 100万円の貯金だけを持って、26歳の時に単身移住。ウブドに住みたい、という気持ちだけで移住を決めたので、当然仕事は決まっていない状態。 「どうやって生きていこう?」と考えた結果、もとから好きだったアジアのテキスタイルを利用して、自分でバックブランドを作ろう、という結論に至りました。 それが今手がけている「sisiバッグ」です。

ご自身の経営するオープンエアのカフェ「KAFE TOPI」で仕事をする生島さん
伊佐:なるほど。生島さんをそこまで惹きつけたウブドの魅力とは? 生島:程よい田舎なんですよね。緑が多くて、シルバーアクセサリーや木工、伝統舞踊などの文化も根付いているし、ひともやさしい。 私が暮らし始めた頃は道端を犬や鶏が悠然と歩いているような、のんびりとした街でした。 この数年で交通量が増え、渋滞も散見されるようになりましたが、それも人気の証。とはいえ雰囲気やひとの良さはまったく変わりません。

ウブドにきたら、何をするのがおすすめ?

サレン・アグン宮殿で定期的に開催される、バリ伝統舞踊の様子
伊佐:観光スポットについて教えて下さい。 生島:定番観光は、バリ島の代表的な観光スポットであるトゥガラランの棚田、ウブド王族が暮らしていた「サレン・アグン宮殿」での伝統舞踊観賞、野生猿の保護区「モンキーフォレスト」散策、あとは最近であればヨガスタジオ「ヨガバーン」でのレッスン受講なども人気です。

暮らしが見える「サンデー・オーガニック・マーケット」へ

手作りスイーツを頬張りながらショッピングを楽しむのがおすすめ
でも、私のおすすめは毎週日曜日に、複合施設「ガーデン」内のカフェ「KAFE TOPI」で開催される「サンデー・オーガニック・マーケット」。 じつはウブドはオーガニック思考のひとが多く暮らす街。 無農薬の野菜や果物、ココナッツオイルやスイーツ、地元の方が焼いたパンや、時には豆腐やキムチ、ヨガウエアなど様々なウブド産のアイテムが手に入ります。 「ガーデン」にはカフェやショップが10軒以上あるので、お土産探しにも最適ですし、現地で暮らす日本人も多く集まるため、旅の情報収集にもぴったりです。 ○サンデーマーケット(Kafe Topi) [所]Jl. Nyuhkuning No.2, Pengosekan, Ubud [TEL]+62 851-0072-0545 [時間]7:30~23:00 [定休日]不定休 ※訪問前に詳細はお問い合わせください。 [URL]

朝市散歩の後に行きたい♪モーニングができるカフェ「KAFE」

カフェ「KAFE」外観
伊佐:ウブドには素敵なお店がたくさんあります。お気に入りはありますか? 生島:私のイチオシは、ウブドのハノマン通りに位置するカフェ「KAFE」。 入り口に咲くブーゲンビリアの花と、オープン・エアの外観が特徴。1階・2階がカフェ、3階がヨガスタジオになっており、メニューもヘルシー。 私はよく、朝市散策の帰りの朝食スポットとして利用しますが、スムージーなどドリンク類も充実しているので、街歩きの休憩にも使えると思います。

意外なおいしさ!バリのローカルフード「ナマズ」

ローカル屋台の様子。看板の左から2番目にナマズの絵が描いてある
生島:あとは、もしディープなバリを体験したいということであれば、「ナマズ」屋台を訪れるのもよいかもしれません。 伊佐:ナマズ、ですか……? 生島:ナマズはバリのローカルフード。ウブド周辺の屋台で食べられます。ナマズはインドネシア語で「レレ」。 からっと一匹丸ごと揚げられたレレに、白米、キャベツ、クマンギという名のホーリーバジル、あとはキュウリが付いて15,000ルピアほど。日本円だと120円くらいでしょうか。 ローカルに混じって、手で直接白米を掴んで、ピリっと辛いサンバルソースを付けながら食べたら、もうあなたも現地人(笑)。白身魚みたいで美味しいですよ。もしご興味があれば! ○レレ屋台 [所]ウブドの「Bedulu」エリア周辺 [時間]日暮れ〜夜間 ※天候や時間帯により、出店状況に変動があります。詳細は滞在ホテル等でご確認ください。

ウブドは、緑豊かな街の中でのんびりと南国の旅を楽しめる場所

伊佐:生島さんのおすすめはまさに「暮らすように旅をする」ような情報。 ウブドを訪れることがあれば、ぜひ足を運んでみてほしいところばかりだなと感じました。 生島:ウブドは本当に美しくて、楽しい街です。のんびりとした空気感を楽しんでいただけたらうれしいです。 伊佐:はい、ありがとうございました! ■生島尚美さんさんについての詳しいお話が知りたい方はこちら。
【かぐや姫の胸の内】「バリで生きる」と決めて早17年、私は今日も元気です
次回は、イギリス・ロンドン在住のイラストレーター・井上希望さんにお話を伺います。お楽しみに!
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写真 『灯台もと暮らし』編集部 伊佐知美
伊佐知美

1986年生まれ新潟県出身の編集・ライター。㈱Wasei所属。これからの暮らしを考えるウェブメディア『灯台もと暮らし』編集長。編集女子サロン主宰など。電子書籍『チラ見せ!編集女子サロン』
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