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2026.01.01
新年のご利益まいりは、馬とゆかりの深い京都のパワースポット「上賀茂神社」へ
京都・洛北の賀茂川のほとりに鎮座する上賀茂神社は、京都に17ある世界遺産のひとつ。厄除、方除、開運、雷除、災難除、必勝の神様として古くから信仰され、平安時代には『源氏物語』の作者・紫式部も参拝に訪れたとか。5月に行われる賀茂競馬(くらべうま)、10月の笠懸神事といった馬とゆかりの深い伝統を受け継ぐお社は、午年を迎える2026年のお参りにおすすめですよ。
アクセスは京都駅から1時間弱

一ノ鳥居と二ノ鳥居の間には、青々とした芝生が広がる
京都駅から乗り換えに迷うことなくアクセスしたいなら、市バス4系統に乗って50分ほど。上賀茂神社前のバス停からは歩いてすぐです。地下鉄で北山駅まで行って市バスに乗り換えるなら10分ほど時間を短縮できます。お天気がいい日は、北山駅から自然豊かな賀茂川のほとりを30分ほど歩いて向かうのもおすすめです。

賀茂競馬や笠懸神事の際には馬たちが駆け抜ける馬場となる

神山は実在する山で、本殿から北北西方面に2kmほどの場所にそびえる円錐形の山
上賀茂神社のご祭神は、カミナリをも別(わ)けるほどの絶大なパワーをもつ「賀茂別雷大神(かもわけいかづちおおかみ)」。そのため、正式名称は「賀茂別雷神社」といいます。 二ノ鳥居をくぐった先の細殿前、円錐形に盛られた砂山は、賀茂別雷大神が降臨したと伝わる神山をあらわしています。向かって右に2本、左に3本、砂の頂に立てられた松葉は神様が宿る依代(よりしろ)です。

古来、川は穢れを流すという意味をもち、境内に流れる川に架かる橋を渡ることで心身が清められるという

賀茂別雷大神のお母様・賀茂玉依比売命(かもたまよりひめのみこと)を祀る片岡社。紫式部も参拝したと伝わる

平安時代から縁結び、家内安全、子孫繁栄、安産の神として信仰を集める片岡社では、十二単姿の姫君を描いた「片岡絵馬」を奉納
白馬「神山号」に会える日も

神馬「神山号」は、毎週日曜と祝日、祭典日の9時30分から15時頃まで出社。人参をあげることもできる
馬に鈴をかけて走らせたところご祭神が降臨したという逸話から、上賀茂神社は日本の乗馬発祥の地とされています。毎週日曜と祝日、祭典日には二ノ鳥居前の神馬舎に白馬が出社し、参拝者を迎えます。また、「新年に白馬を見ると一年の邪気が祓われる」という古来の伝承にちなみ、毎年1月7日には神馬を神前まで連れていく白馬奏覧神事が行われます。
ご祭神が鎮座する本殿へ

壮麗な楼門をくぐった先にご祭神を祀る本殿がある
神様に手を合わせてお参りするのは、楼門をくぐった先の中門前。その先に本殿と権殿の二棟が並び立ちます。年末年始と葵祭の期間中を除いて、時間内に受付をすれば神職の方の案内で普段入ることのできない神域に入ることのできる「特別参拝」も。名のとおり特別感があっておすすめです。詳細はホームページで確認を。

特別参拝では、本殿・権殿の2棟の国宝のほか、高倉殿のご神宝も見られる
お守りやおみくじを授かる

「馬みくじ」各500円
授与所には多彩なご利益アイテムがそろいます。表裏あわせて9頭の馬を描いた「うまくいく守り」や、力を授けてくれるという「勝守」、一体一体表情が異なる木彫りの「馬みくじ」は、午年にぴったり。ほかにも新しい授与品がお目見えする予定です。

上賀茂特産の京野菜にちなむ「賀茂なすみくじ」、ご祭神の外祖父が導きの神であることにちなむ「八咫烏みくじ」各500円

神紋の二葉葵にちなんだハート形の身体健全「身まもり」各1000円

龍が持つ宝珠をあらわす「天の御鈴」各800円

左上:表裏あわせて9頭を描くカード型「うまくいく守」500円 右上:力を授けてくれるという「勝守」800円 下:「葵祭の絵馬」1000円にも馬の姿が描かれている
参拝後は、コーヒーでひと休み

神山湧水珈琲の営業は、10~16時(土・日曜、祝日は~17時)
お参りの後は、境内西側、神山から湧き出るまろやかな神山湧水を使用するコーヒースタンド「神山湧水珈琲」へ。注文ごとに豆を挽いてていねいに抽出する香り豊かなコーヒーのほか、神山湧水で淹れるグリーンティーや棒ほうじ茶などもスタンバイ。

門前名物のやきもちとのセット770円
午(馬)年を迎える2026年は、馬とゆかりが深く、由緒ある上賀茂神社へ。心を込めてお参りをして、素敵な一年を迎えましょう。

上賀茂神社(賀茂別雷神社)
カミガモジンジャ(カモワケイカヅチジンジャ)
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文:佐藤理菜子 写真:マツダナオキ
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